姉崎の名前の由来をご存知ですか? 「昔鎌倉に、神様の姉弟が住んでいました。 ある日、遠くに見える海岸で楽しく遊んでいる様子を見ていてもたってもいられなくなり、2人でこの地に向かって旅に出ました。しかし途中でわけあって、2人ははぐれてしまいました。 やがて、お姉さんの方が先にこの地に着きました。この土地の人々は、ボロボロの身なりの神様を見てびっくりし、神様に事情を聞きました。さて、姉がさきに着いてから、何十年と月日が流れましたが、弟はいっこうに到着しませんでした。お姉さんはいい加減待ちくたびれてしまい、「もう待つはイヤ」と怒って天に帰ってしまいました。残った土地の人々は、姉の神様の機嫌を損ねないように神社を建てて「あねがさき」神社と名づけました。また、「待つはイヤ」という神様の気持ちを考えて、この地に松が生えないようにしました。 そんなわけで、この辺りにはずっと松の木はありませんでした。しかし、姉崎火力発電所の入り口の道路には松が生えています。これは、どうしてかというと、福島第1原子力発電所を建設する際に、そこに元々生えていた松を除く必要があったのですが、伐採して廃棄するにはあまりにももったいない、ということでここに移植したのです。 |