プレスリリース 2003年

『オフィスもゴミゼロ』活動の開始について 〜オフィスからゴミを追放! オフィスゴミを100%リサイクル〜

                           平成15年5月29日
                           東京電力株式会社

 当社は、平成15年6月2日より、オフィスから排出される廃棄物(産業廃棄
物ならびに一般廃棄物)の100%リサイクルをめざして「オフィスもゴミゼロ」
活動を開始いたします。

 当社は、「エネルギーの最適サービスを通じて、豊かな生活と快適な環境の
実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ、地球温暖化をはじめとする環境問題
の解決、資源の有効活用や廃棄物のリサイクルを積極的に進めております。こ
うしたなかで、現在、平成17年度までに産業廃棄物を100%リサイクルすると
いう目標を掲げて全社一丸となって取り組んでおりますが(平成13年度リサイ
クル率95%)、さらにこのたび、一般廃棄物についても100%リサイクルをめ
ざして「オフィスもゴミゼロ」活動を開始することといたしました。
 まず、本年度より本店(所在地:千代田区内幸町1-1-3)をモデル店所とし
て取り組みを開始し、その結果を踏まえたうえで、全社展開に取り組んでまい
ります。

 現在、当社本店から排出されるオフィスゴミは年間約1,410トンありますが、
その約6割は再生紙や金属材料などにリサイクルしており、残り約4割につい
ては焼却・埋立てなどの処分を行っています。
 こうしたなか、本店から排出されるオフィスゴミの発生状況やリサイクル先
の調査を行った結果、残り約4割のオフィスゴミのうち、約50%が紙ゴミ、約
15%が廃プラスチック・金属であり、これらの分別をさらに徹底することでリ
サイクル率向上が図られることが判明いたしました。
これらの結果をもとに、今回、分別方法の大幅な見直しを行い、オフィスゴミ
の100%リサイクルが可能となるよう、分別を現状の11種類よりさらに細かく17
種類とするとともに、従来から行っている清掃会社によるフロア内のゴミ回収
を廃止し社員各自によるゴミの分類および廃棄を実施することにいたしました。
 新たなオフィスゴミのリサイクルの流れは以下のとおりです。
(1)各フロアに、17種類の分別ケースを備えた1〜2箇所の分別ステーションを
  設ける
(2)社員はオフィスゴミを各自責任を持って分別・保管し、分別ステーションま
   で持参、17種類の分別ケースに廃棄
(3)17種類に分別されたオフィスゴミは、専門業者によって再生紙やトイレット
   ペーパー、繊維原料などに再利用

 なお、分別を徹底するため、分別のルールブックや一目でわかるような早見表
を作成するとともに、分別ステーションについても色分けやわかりやすいイラス
ト表示を用いるなどの工夫をいたします。また、社員が分別について迷ったとき
などに気軽に相談できる専用社内電話「ゴミゼロコール(内線5300)」を設置す
るほか、社員一人ひとりの自ら率先して取り組む意識を高めるために、165人の
社員が参加して作成したポスターの掲示やバッヂの配布を行います。
 また、分別状況が良好なフロア・部門を表彰したり、反対に分別状況の悪いフ
ロア・部門は罰則としてイエローカードやレッドカードを掲示し注意喚起をうな
がすなどの取り組みも行います。

 こうした取り組みにより、平成17年度までに本店から出されるオフィスゴミの
100%リサイクルを目指します。また、今回の取り組みは効率的なリサイクルも
考慮しており、清掃費、廃棄物処理費について10%以上削減できる見通しです。   

                                 以 上


<別 紙>
・本店におけるオフィスゴミのリサイクルへの取り組みについて(PDF 40.8KB)本店(本館・新別館)のごみ分別回収について(PDF 80.6KB)

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