プレスリリース 2006年

点検停止中の福島第一原子力発電所4号機の発電開始について

                              平成18年11月6日
                             東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)
は、平成18年10月2日からプラントを停止し、漏えいの疑いのある燃料の調査を
実施してまいりましたが、漏えいのある燃料集合体1体を確認し、取替え等の作業
が終了したことから、11月3日午後1時5分、発電を開始いたしました。

 なお、漏えいのある燃料集合体については健全なものに取り替えるとともに、炉
心構成の最適化を図るため、燃料集合体5体の取替えを実施しました。

                                  以 上

* 漏えいの疑いのある燃料
  4号機は定格出力で運転中の平成18年5月21日、燃料集合体からの漏えいの徴
 候が確認されたため、5月22日より関連パラメータの監視強化を実施した。また、
 5月24日よりプラントの出力を約45万キロワットまで降下させ、漏えいの疑いの
 ある燃料集合体の特定調査を行った結果、5月27日に漏えいの疑いのある燃料集
 合体の範囲が特定されたことから、その付近の制御棒5本を全挿入とした後、プ
 ラントの出力上昇を開始した。
  その後、同号機は、監視強化を行いながら定格出力にて運転しており、関連パ
 ラメータは安定して推移していた。
  なお、希ガスは気体廃棄物処理系で減衰処理されており、排気筒モニタの指示
 値に変動が見られないことから、外部への放射能の影響はありません。
          (平成18年5月22日、24日、29日、9月29日お知らせ済み)
 
<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット)   運転中
     2号機( 78万4千キロワット) 定期検査中
     3号機( 78万4千キロワット) 運転中
     4号機( 78万4千キロワット) 11月3日から発電開始
     5号機( 78万4千キロワット) 定期検査中
     6号機(110万キロワット)   運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)   運転中
     2号機(110万キロワット)   運転中
     3号機(110万キロワット)   運転中
     4号機(110万キロワット)   定期検査中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)   運転中
     2号機(110万キロワット)   運転中
     3号機(110万キロワット)   運転中
     4号機(110万キロワット)   定期検査中
     5号機(110万キロワット)   運転中
     6号機(135万6千キロワット) 運転中
     7号機(135万6千キロワット) 定期検査中

 これにより、停止中のプラントは、5基、合計512万4千キロワット、運転中の
プラントは、12基、合計1,218万4千キロワットとなります。

添付資料
・別紙:4号機漏えい燃料集合体の装荷位置(PDF 14.8KB) 


pdfデータをご覧になるにはAcrobatリーダーが必要です。 アクロバットリーダー

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします