プレスリリース 2006年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所4号機の発電開始について


                             平成18年12月15日
                             東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
平成18年4月9日以来、第9回定期検査を実施してまいりましたが、12月14日午後
10時54分、発電を開始いたしました。
 今後、出力を定格出力まで上昇させ調整運転を続けたのち、1月中旬に経済産業
省の総合負荷性能検査を受け、定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事)

 1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体764体中168体を取り替えました。
 2.原子炉冷却材再循環系配管等の溶接部予防保全工事
   原子炉冷却材再循環系配管等の溶接部76継手について、点検ならびに残留応
  力低減の対策を行いました。なお、当該工事において、配管1継手にひびを確
  認したことから、当該部の配管を取り替えました。
 3.非常用炉心冷却系統のストレーナ取替工事
   圧力抑制室内に設置されている非常用炉心冷却系統のストレーナの目詰まり
  防止対策として残留熱除去系及び高圧炉心スプレイ系並びに低圧炉心スプレイ
  系のストレーナを大型のストレーナに取り替えました。
 4.制御棒取替工事
   制御棒185本中4本について、廃棄物の発生量の低減を図るため、4号機で
  は従来採用していなかったハフニウムを中性子吸収材とするハフニウムフラッ
  トチューブ型制御棒に取り替えました。


                                  以 上

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      運転中
     2号機(78万4千キロワット)    定期検査中
     3号機(78万4千キロワット)    運転中
     4号機(78万4千キロワット)    運転中
     5号機(78万4千キロワット)    調整運転中
     6号機(110万キロワット)     運転中

福島第二・1号機(110万キロワット)     運転中
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     定期検査中

柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     運転中
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     12月14日から発電開始
     5号機(110万キロワット)     定期検査中
     6号機(135万6千キロワット)   運転中
     7号機(135万6千キロワット)   調整運転中

 これにより、停止中のプラントは、3基、合計298万4千キロワット、
運転中のプラントは、14基、合計1,432万4千キロワットとなります。

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