プレスリリース 2007年

柏崎刈羽原子力発電所6号機の点検停止について

                            平成19年4月26日
                            東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所6号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロ
ワット)は、定格熱出力一定運転中ですが、平成19年4月25日午後2時26分頃、
タービン建屋地下2階復水器室において、床面に水溜まりがあることをパトロー
ル中の当社社員が発見いたしました。
 現場を確認したところ、タービン建屋1階復水器室内にある配管に取り付け
ている保温材の隙間より水が滴下し、グレーチング(金網状の床)を通じて地下
2階床面に溜まっていたことがわかりました。
 発見した際に床面に溜まっていた水の量は約4リットル、放射能量は約1.2×104 
ベクレルで、その後も微少な漏えいはありますが、液体廃棄物処理系で適切に処
理しております。
                    (平成19年4月25日お知らせ済み)

 調査の結果、タービン建屋1階復水器室内にある給水ポンプの軸封部のシール
水を排水するための配管のエルボ部(配管を曲げている部分)付近からの漏えい
であることを確認しました。
 本事象は直ちに運転に影響を及ぼすものではありませんが、点検、原因の調査
および補修を行うため、本日午後4時からプラントの停止操作を開始いたします。

 なお、これによる外部への放射能の影響はありません。

                                 以 上

*:配管
   給水ポンプの軸封部のシール水を排水するための配管(外径:約10cm)で
  あり、第3給水加熱器に接続されている。
  
添付資料
・柏崎刈羽原子力発電所6号機 水漏れ箇所 系統概略図(PDF 49.2KB) 


pdfデータをご覧になるにはAcrobatリーダーが必要です。 アクロバットリーダー



	

	



			
			
		

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