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プレスリリース 2010年

福島第二原子力発電所2号機の定期検査開始について

                             平成22年3月5日
                             東京電力株式会社

 当社は、平成22年3月6日から福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出
力110万キロワット)の第19回定期検査を開始いたしますのでお知らせいたします。

1.定期検査のための停止予定期間
   平成22年3月6日〜平成22年6月3日(90日間)

2.定期検査を実施する主な設備
 (1)原子炉本体
 (2)原子炉冷却系統設備
 (3)計測制御系統設備
 (4)燃料設備
 (5)放射線管理設備
 (6)廃棄設備
 (7)原子炉格納施設
 (8)非常用予備発電装置
 (9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事等の予定
 (1)燃料集合体の取替え
     燃料集合体764体中188体を取り替えます。
 (2)ガドリニア濃度変更9×9燃料(A型)の採用
     従来の9×9燃料(A型)および9×9燃料(B型)に加え、プラント
    運転初期から中期までの燃料の反応を抑える物質であるガドリニアの濃度
    が高い9×9燃料(A型)を、88体採用します。
 (3)原子炉隔離時冷却系配管改造工事
     原子炉内で、水の放射線分解によって生成される混合ガス(水素・酸素)
    が蓄積・滞留する可能性のある原子炉隔離時冷却系の配管について、混合
    ガスを連続して排出させるベント配管を新たに設置します。
 (4)水素注入設備設置工事
     炉内構造物の応力腐食割れに対する予防保全対策として、水素注入設備
    の設置工事を実施します。

                                  以 上

* ガドリニア濃度変更9×9燃料(A型)
  ガドリニウム(Gd)の酸化化合物であるガドリニア(Gd23)の濃度が、
 現在使用しているウラン燃料(ガドリニア濃度:約3.0〜約5.0wt%)より高い燃
 料(ガドリニア濃度:約5.0〜約7.0wt%)。
  ガドリニアは中性子吸収能力が高く、従来よりガドリニアを含んだウラン燃料
 を使用しているが、ガドリニアの濃度を高くしたウラン燃料を使用することによ
 って、プラントの運転において原子炉内の燃焼の反応度をより制御・抑制しやす
 くする効果がある。

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機( 46万キロワット)   運転中
     2号機( 78万4千キロワット) 運転中
     3号機( 78万4千キロワット) 運転中
     4号機( 78万4千キロワット) 運転中
     5号機( 78万4千キロワット) 運転中
     6号機(110万キロワット)   停止中

福島第二・1号機(110万キロワット)   運転中
     2号機(110万キロワット)   3月6日から定期検査開始予定
     3号機(110万キロワット)   定期検査中
     4号機(110万キロワット)   運転中

柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)   定期検査中
     2号機(110万キロワット)   定期検査中
     3号機(110万キロワット)   定期検査中
     4号機(110万キロワット)   定期検査中
     5号機(110万キロワット)   定期検査中
     6号機(135万6千キロワット) 運転中
     7号機(135万6千キロワット) 運転中

 これにより、停止中のプラントは、8基、合計880万キロワット、運転中のプラ
ントは、9基、合計850万8千キロワットとなります。



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