プレスリリース 2010年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所3号機における制御棒動作の可能性について

                             平成22年12月1日
                             東京電力株式会社

 定期検査中の3号機において、制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット*1の復旧作
業の一環として、制御棒(38-59)駆動水に関連する弁を操作したところ、本日午
後2時48分頃、中央制御室において、制御棒ドリフト警報*2が発生しました。
 ただちに、制御棒の位置表示を確認したところ、当該制御棒1本が、一時的に全
引き抜き位置から約15cm挿入側に動作し、その後、元の全引き抜き位置に戻った可
能性があるものと判断いたしました。

 3号機は、本日より原子炉内への燃料の装荷作業を実施しておりますが、当該制
御棒の周辺には燃料は装荷されておらず、原子炉の安全上の問題はありません。

 また、本事象による外部への放射能の影響はありません。

 今後、原因について詳細に調査いたします。

                                  以 上

*1 制御棒駆動水圧系水圧制御ユニット
    制御棒を炉心内に挿入したり引き抜きしたりするため、制御棒駆動機構に
   駆動水等を送る装置。

*2 制御棒ドリフト警報
    制御棒が所定の位置にない状態となったことを示す警報。

添付資料
・添付図:柏崎刈羽原子力発電所3号機 燃料・制御棒配置図(PDF 17.5KB)




	

	



			
			
		

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