プレスリリース 2011年

福島第一原子力発電所緊急時作業に係る被ばく線量の測定結果について

                            平成23年4月30日
                            東京電力株式会社

 当社は、福島第一原子力発電所における緊急時作業に係る線量限度*1を超過
しないよう、外部被ばく線量が高い者に対して優先的に内部被ばく線量を測定し、
被ばく線量の確定作業*2を順次実施しております。
 本日、平成23年3月末時点での緊急時作業にかかる外部被ばく線量100ミリシー
ベルト超過者の被ばく線量の測定結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

1.対象者
  21名
 (平成23年3月末時点での緊急時作業にかかる外部被ばく線量100ミリシーベル
  ト超過者)

2.被ばく線量の測定結果(内部被ばく、外部被ばくの合計値と人数)
  200ミリシーベルト〜250ミリシーベルト:2名
  150ミリシーベルト〜200ミリシーベルト:8名
  100ミリシーベルト〜150ミリシーベルト:11名

3.被ばく線量の最大値
  外部被ばく線量:201.80ミリシーベルト
  内部被ばく線量:39ミリシーベルト
  実効線量:240.80ミリシーベルト(内部被ばく、外部被ばくの合計値)
 
                                 以 上

*1 線量限度
    原子力緊急事態宣言がなされた日から解除宣言がなされた日までの間、
   緊急事態応急対策実施区域において、特にやむを得ない緊急の場合の線量
   限度を250ミリシーベルトと規定。

*2 被ばく線量の確定作業
    作業に伴う被ばく線量に、免震重要棟内に滞在中の被ばく線量を評価・
   加算するとともに、内部被ばくの預託実効線量を評価する作業。

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