石炭火力発電
(せきたんかりょくはつでん)

火力発電といえば石油系の燃料を使うのが当たり前になっていますが、重油などを使う代わりに石炭を燃料にするのが石炭火力発電です。昔の火力発電所はほとんどが石炭火力でした。しかし、石炭火力は運搬が大変、SO2対策などの問題をかかえて、姿を消してしまったのです。
ところが、昨年(2003年)、東京電力としては30年ぶりに石炭火力発電所が復活しました。常陸那珂(ひたちなか)火力発電所(出力100万キロワット)です。30年の間に、技術の進歩で大気汚染などの環境対策も改善され、熱効率も最新の石油火力発電にひけをとりません。一番大きなメリットは、石油にくらべると、石炭資源は世界中に広く分布し、埋蔵量も多く値段も安いということです。東京電力では今年の7月に運転を開始する広野火力発電所5号機(出力60万キロワット)も石炭火力発電です。