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私が、お応えします。
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所 建築部
建築第八グループマネージャー
野田 浩志

福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所 機械設備部
機械第三グループマネージャー
加賀見 雄一

廃炉の「今」と「これから」2・3号機燃料取り出し

はじめに

Q.事故による2・3号機の状況は?

A.事故当時、2号機は水素爆発を起こしませんでしたが、3号機は水素爆発により原子炉建屋が損傷しました。2・3号機とも電源喪失により原子炉を冷やすことができなくなり、原子炉圧力容器内の燃料が溶け、さらに、建屋の外部に放射性物質が排出されました。
現在は、2・3号機とも燃料デブリ(※注1)、使用済燃料プール内の燃料の継続した冷却により安定した状態になっています。また、燃料デブリ取り出し工法の検討や、使用済燃料プールから燃料を取り出すための準備作業を進めています。※注1:燃料デブリとは?
溶けた燃料と原子炉の構造物が混ざりあい冷えて固まったものです。燃料デブリの臨界の対策について動画でご紹介します。

Q.使用済燃料プールの燃料は、どういう状態になっているの?

A.それぞれの使用済燃料プールには、2号機には使用済燃料が587本、新燃料が28本、3号機には使用済燃料が514本、新燃料が52本あります。
使用済燃料プールは安定した冷却状態にあり、すべての燃料は、放射線をしゃへいする効果のある水中で、安全に保管されています。

2017年3月現在



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