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屋内配線や電気製品は、電気が漏れないよう「絶縁」されています。ところが、コードやプラグなどが傷んだり、水をかぶったりすると、電気が漏れて「漏電」が起こります。漏電は感電事故や火災の原因にもなるので十分注意してください。 |
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万一漏電している器具に触れると、電気はその人の体を通り大地に流れていきます。これが「感電」です。
その程度が弱いときはショックだけですみますが、強い電気が流れた場合は人命にかかわることもあります。
体が水にぬれると電気が通りやすくなります。ぬれた手で電気製品を扱うのはやめましょう。とくに洗濯機など水を使う場所の電気製品は、必ずアースをつけましょう。 |
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「アース」とは、地中深く埋め込んだ銅板などと電気製品とを電線で接続した、電気を逃がす通路のことです。電気製品にアースを取り付けておけば、万一漏電した場合にも人体に電気が流れるのを防ぐことができます。なお、アースといっしょに漏電遮断器を取り付けておくと万全です。 |
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ご家庭では |
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洗濯機・エアコン・衣類乾燥機・電子レンジ・食器洗い機・電気給湯機・その他水気や湿気の多い所で使う器具
※冷蔵庫にもなるべくアースをつけましょう。 |
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商店では |
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電飾・エアコン・業務用冷凍冷蔵庫・自動販売機・ショーケース・食器洗い機など |
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屋外では |
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井戸ポンプ・池水循環ポンプ・庭園灯など |
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漏電などで異常な電流が流れると、0.1秒以下の速さで自動的に電気を切る装置です。分電盤にこれを取り付けると、家中の電気設備・器具の漏電による事故を防ぐことができるので、取り付けをおすすめします。
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漏電遮断器は、年に1~2回は正常に動作するか確認することをおすすめします。なお、漏電遮断器は製造後15年が交換の目安です。 なお、単相3線式配線の場合は、中性線(アース線)の接触が悪くなると、電圧が不安定となり、まれに電気製品が故障することもあります。これを防ぐために中性線欠相保護機能を備えたものをおすすめします。 |
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漏電が起きたときに、自動的に電気を切るコンセントです。取り付けも簡単で便利です。 |
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コンセントの接地端子に、電気製品のアース線を接続するだけで、アースできます。 |



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アース線をガス管に接続するのは、危険ですから絶対にやめてください。また、水道管も合成樹脂製が多くなっているため、アース効果は期待できません。
アースの工事、漏電遮断器の取り付けには、『電気工事士』の資格が必要です。お近くの電気工事店または住宅電気工事センターにご依頼ください。 |
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