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NAS電池採用事例

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンターさま

ホンダの四輪車の研究開発拠点である株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンターさまは、独自のスマートグリッドを構築し、その安定運用の切り札としてNAS電池を採用されております。電気の使用が少ない通常時は夜間に充電し、使用が多くなる昼間に放電することで負荷平準化しておりますが、雷等による瞬時電圧低下や停電の際に重要設備を守る非常用電源として威力を発揮しております。

株式会社本田技術研究所、四輪R&Dさまの写真

【お客さま基本情報】

  • 所在地:栃木県芳賀郡芳賀町
  • 創業開始:1982年
  • 主要生産品目:輸送用機器(四輪)の研究開発

<NAS電池システム>

 瞬時電圧低下や停電による影響を回避するとともに、ピーク電力負荷に対応し最大電力の抑制に威力を発揮しております。
<導入設備出力>
NAS電池システム 14,400kW
(停電補償対応機として国内最大規模)

NAS電池システムの写真

お客さまのコメント

Hondaは、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現を目指しています。本研究所においても、「低炭素な商品を低炭素で開発する」というスローガンを掲げ、メガソーラー、コージェネレーションシステムおよび電力貯蔵システム(以下NAS電池)をコアとして組み合わせた先進的な構内スマートグリッドを構築し、改正省エネ法を先取りしたエネルギー原単位の低減に、チャレンジングに取り組んでいます。
廉価な夜間電力を充電し、13時から16時のピーク時にフル放電することで、電力需要の約3割をピークカット・シフトしています。契約電力の低減によりエネルギーコストを削減するとともに、夏季の電力需給が逼迫した時間帯に電力使用量を抑えることにもなり、社会貢献にもつながると考えています。
近年、電力需給逼迫の解消や効率的な電力システム運用を目的とした、デマンドレスポンス(以下DR)が注目されていますが、即応性の高いNAS電池はまさにDRに最適なシステムといえます。今後、国内でネガワット取引が本格化した際には、本NAS電池の活用を検討しています。
また、本研究所のある栃木県宇都宮市近郊は雷の多い地域ですが、瞬時電圧低下や停電が発生した際にもNAS電池がバックアップ電源として自動的に給電するシステムとなっており、研究開発への影響を最小限に抑えられる点も採用の決め手となりました。