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高効率熱源システム

飛躍的な性能向上を遂げる環境技術「ヒートポンプ」が、製造コストやCO2排出量の低減、設備のメンテナンス性向上などのニーズにお応えします。

業務用ビルにおいて、空調熱源のエネルギー消費は3割も占めています

業務用ビルにおける空調熱源のエネルギー消費の割合

出典:(一財)省エネルギーセンター「オフィスビルの省エネルギー」

空調の省エネルギーの切り札「高効率電気式熱源機」

電気式熱源機は、「ヒートポンプ」と呼ばれる大気中などの熱を効率良く移動させるシステムを利用しています。このため、消費電力の何倍もの熱エネルギーを取り出すという高い効率を発揮できるのです。

COPの算出式

ヒートポンプが効率的に空気の熱を汲み上げる仕組み

ヒートポンプが効率的に空気の熱を汲み上げる仕組み

[冷房の場合]

熱を運ぶ冷媒の圧力を急激に下げ、蒸発しやすくし、水と熱交換して水から熱を奪います。続いてその冷媒を圧縮し、圧力を高めることでさらに温度を上げ、外に熱をにがします。

[暖房の場合]

熱を運ぶ冷媒の圧力を急激に下げ、蒸発しやすくし、外の空気の熱を汲み上げます。続いてその冷媒を圧縮し、圧力を高めることでさらに温度を上げ、温水をつくります。

お客さまにあわせた空調システムをご提案します。

蓄熱式空調システム

蓄熱式空調システムとは、夜間の割安な電気を利用して、冷房時は冷水や氷、暖房時は温水を蓄熱槽に蓄え、この蓄えた熱エネルギーを昼間に使うとても経済的なシステムです。

蓄熱システムの運転パターン

蓄熱システムの運転パターン

蓄熱式空調システムのメリット

蓄熱式空調システムの優れたポテンシャルとして、蓄熱槽の水の地域防災への利用等、重要な役割を担っています。

消防、生活用水として利用できます

蓄熱槽の水は、火災時の消防用、非常時の生活用水にも利用できます。

消防、生活用水のイメージ

コミュニティタンク

蓄熱槽の水は、火災時の消防用、非常時の生活用水にも利用できます。

消火用に使える水

水蓄熱式空調システムの蓄熱槽の水は消火用としても使えます。

非常時の生活用水に

大地震などの非常時には、蓄熱槽の水を仮設トイレ洗浄や、ろ過装置の設置により洗濯・手洗いなどの生活用水として使うことが可能です。
(たとえば1,000㎥の蓄熱槽の水は、約3,000人が10日間生活できる量になります。)

コミュニティタンクのしくみ

このように防災に利用される蓄熱槽は「コミュニティタンク」と呼ばれ、公共施設をはじめとした都市地域の建物でたいへん重要な役割を担っています。

ハイブリッド空調システム(複熱源空調システム)

電源容量や設備スペースの課題がある場合、吸収式冷温水発生機を部分的に電化し、ベース需要を高効率電気式熱源機でまかない、省エネルギーを図るシステムです。

吸収式冷温水発生機が3台設置されている場合のイメージ

ハイブリット空調システムのイメージ

空調負荷デュレーションカーブ

例えば、3台のうち1台を高効率熱源機に改修するだけで、空調負荷全体の約半分を高効率熱源機でまかなうことができます。

空調負荷デュレーションカーブの写真