燃料使用量削減に向けた短期的な取組み

火力発電所の熱効率・稼働率向上を実現するために、短期・中期・長期の設備対策に取り組んでいます。短期的な対策として、経済性に優れる最新鋭の高効率LNG火力発電設備(MACC II)である川崎火力発電所2号系列第2軸・第3軸(出力:各71万kW)の営業運転を1年前倒しで開始しました。

燃料使用量削減に向けた短期的な取組みのイメージ図

建設工期短縮に向けたチャレンジ

川崎火力発電所では、火力発電設備の設計・製作・据付等の工程調整を総合的に実施し、大幅な工期短縮を図りました。

  1. 天井クレーン導入の工程優先化、早期化による設備搬入工程の効率化
  2. 排熱回収ボイラは、工場で組み立て(モジュール工法の採用)、1回の海上輸送で搬入、据付
  3. 土木工事エリアをより細分化し、部分的に竣工したエリアから順次機械工事を開始
  4. 送電線工事では、2,000m級の長尺ケーブルを敷設する技術の採用に伴い、ケーブル接続作業を削減

第2軸天井クレーン

排熱回収ボイラの陸揚げ

長尺ケーブルの引入れ工事

建設工期短縮の効果

これらのチャレンジの結果、川崎火力発電所は約1年前倒しで営業運転を開始しました。

  • 2号系列第2軸 2016年1月(当初予定の約6か月前倒しを達成)
  • 2号系列第3軸 2016年6月(当初予定の約1年前倒しを達成)

最新鋭の高効率LNG火力発電設備(MACC II)の導入により、燃料費などのランニングコストを1軸あたり約170億円/年削減、CO2排出量を約70万t/年削減できる見通しです。

第3軸排熱回収ボイラ設置予定地点

建設中の第3軸タービン設備(手前)

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