地震対策

耐震設計

新設時に建築基準法、消防法等の関連法規ならびに「火力発電所の耐震設計規程(JEAC)」等に基づく耐震設計を実施し、建設後は定期的に設備点検を実施することで耐震性能の確認を行っています。

過去の設備被害に鑑みた対策

これまでに「阪神淡路大震災」「十勝沖地震」「中越沖地震」等、大きな設備被害を受けた地震の後、それらの被害に鑑みた個別対策を実施しております。

【個別対策】

  • 旧耐震設計基準による建物(タービン本館、事務本館)の補強
  • 燃料油タンクのスロッシング※対策(浮き屋根機能の強化→ダブルデッキ化)
  • 変圧器、消火配管等の基礎不等沈下対策

タンク内の燃料油が地震による外部からの比較的長周期な振動によって揺動すること。この揺動により、燃料油タンクの浮き屋根が破壊されたり、燃料油がタンクから溢れ出る被害などが問題となる。

燃料油タンクのスロッシング対策(概略図)

耐震補強

首都直下地震など、中央防災会議等の公的機関により公表された地震について、各発電所の重要設備の耐震性評価を行い、倒壊・損壊による長期停止を回避するよう耐震補強等の対策を進めています。また、今後新たな想定地震の公表など新しい知見が得られれば、それまでの地震対策の妥当性を検証したうえで、必要な対策を検討してまいります。

【主な耐震補強設備】

  • 煙突
  • HRSG(排熱回収ボイラ)支持架構
  • LNG気化器架構、LNG配管橋
  • 開閉所※建屋

発電所構内に設置された遮断器などの開閉装置により、電路を開閉するところ

姉崎火力発電所 煙突耐震補強

富津火力発電所 HRSG耐震補強

津波対策

設備対策

東北地方太平洋沖地震の後、誘発する可能性が指摘されているアウターライズ地震津波に対し浸水シミュレーションを行い、設備への影響が大きい結果となった広野火力発電所と常陸那珂火力発電所に防潮堤設置などの対策を実施しました。
また、その他、中央防災会議等の公的機関により公表された地震津波をもとに浸水シミュレーションを実施し、各発電所への影響評価を行っています。今後、新たな想定地震の公表など新しい知見が得られれば、それまでの津波対策の妥当性を検証したうえで、必要な対策を検討してまいります。

運用対策

東日本大震災を踏まえ、津波襲来時の対策として避難場所・方法等の避難ルールや防災資機材等の保管場所変更など運用対策について検討を行い、社内マニュアル等に定めました。

広野火力発電所 防潮堤

広野火力発電所 建屋浸水対策

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