火力発電アセット事業

当社は、燃料費削減のために2015年より横浜火力発電所にて、2016年より富津火力発電所にて順次ガスタービンの改良工事などの実施による高効率化を推進しております。これは、発電設備全体をリプレースするのではなく、既存設備を活かしつつ一部を改良するものであり、投資を抑えながらも発電効率を高める取り組みです。
今後は、当社を取り巻く市場環境を踏まえ、既存資産の活用により新たな収益を確保し、企業価値の向上を図ってまいります。短期的には、最経済運用の拡大や卸電力販売および卸ガス販売などに取り組み、長期的には将来の電力市場を見据え、最適な電源ポートフォリオの構築を図ります。

最経済運用

当社は、市況情報、燃料性質、船舶位置情報、燃料貯蔵データや発電設備保全情報などのデータを蓄積・分析することで、発電単価、燃料在庫、熱効率、設備不具合などをリアルタイムに経営に反映させる最経済運用に取り組んでいます。
また、時々刻々と変動する電力需要に応じて発電するため、本社に設置した「運用センター」において、24時間365日、最経済運用を追求しています。

調整力の強化

昨今の太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの拡大により、火力発電の需要は変化してきています。現在は、日中の太陽光発電電力量の増減にはコンベンショナル機の焚き増し・焚き減らしで対応していますが、調整力を拡大するため、①最低出力を低減し、運用範囲を拡大、②出力変化率を早め、負荷追従力を向上、③ DSS(※)対応時間幅を拡大し、運用の経済性を向上することに取り組んでいます。
今後は、将来の太陽光発電増加量と需要カーブへの影響を踏まえ、火力発電設備に必要とされる改善策を検討し、調整力の強化に努めます。

daily start and stop の略。日間起動停止の意で、日中は発電機を稼働させ夜間の電力需要が低い時間帯は停止する運転方法。

電気・ガス販売

当社は、電力や生ガスの卸販売を進めています。現在は主に東京電力エナジーパートナーへ販売していますが、他社への販路を拡大することで、「稼ぐ力」を最大化します。
また、姉崎火力発電所において熱量調整設備(製造量:60万t/年)を建設しているほか、2017年10月にJXTGエネルギー株式会社および大阪ガス株式会社と共に設立した扇島都市ガス供給株式会社では、主に品川火力発電所向けに都市ガスの製造や供給を行います。同社では、製造量110万t/年の熱量調整設備を建設する予定です。
この様に、従来の電力にとどまらず、生ガスや都市ガスの卸販売も進めてまいります。

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