燃料マーケットの現状

LNG(液化天然ガス)

LNGの生産地域は中東、東南アジア、豪州等が中心となっており、今後は北米からの供給に期待が寄せられています。輸入地域は主にアジア、欧州、南米の3地域となっており、日本、韓国の2か国で世界のLNG輸入量の5割以上を占めています。

近年、米国においては軽質LNGであるシェールガスの生産量が急増し、天然ガス生産の約半分を占める規模になっています。
米エネルギー省エネルギー情報局によれば、今後も着実に生産量は拡大し、2040年には全米のガス生産量において約55%を占めるとの見通しが示されています。こうした米国のガス生産の増加を背景に、米国からのLNG輸出計画が進展しています。

石炭

石炭の生産地域は世界に広く分布しており、天然ガスや石油に比べて地域的なかたよりが小さい傾向にあります。また可採年数が石油に比べて長いことが特徴です。
発電・ボイラー用として使用される一般炭の最大の輸出国はインドネシアとなっており、次いでオーストラリア、ロシアなどが続きます。
2011年以降、中国が世界最大の一般炭輸入国となり、その他日本、インド、韓国などが主要な輸入国となっています。

世界の一般炭輸入量(2014年見込み)のイメージ図

石油

世界の原油確認埋蔵量の約半分を中東が占めており、世界の原油生産に占めるOPEC産油国のシェアは、2000年代以降は4割程度で安定的に推移しています。
輸出先は主に米国、欧州、アジアとなっていますが、欧米に比べ、アジア地域は中東依存度が高い状況が続いています。

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