燃料の多様性確保

火力発電の燃料であるLNG(液化天然ガス)、石炭、石油は、それぞれ特性が異なります。経済性、調達の柔軟性 (※)、環境性を考慮して、最適な組み合わせで使用します。

調達の柔軟性:調達数量の増減への対応など、細やかな取引内容の変更や契約が可能であること

燃料の特性と発電面の役割

経済性(価格) 調達の柔軟性 環境性 発電面の役割
石油 調達の柔軟性に優れるため、LNG火力では対応できない電力需要に対応して発電
LNG 石炭に次いで燃料費が安いため、電力需要の変動にあわせて発電
石炭 燃料費が最も安いため、ベース電源としてフル出力で発電

各発電の受電原価(円/kWh)

調達先の分散

燃料の種類によって、供給国や供給者、契約形態などは大きく異なります。資源の乏しい日本では、燃料のほぼ全量を海外から輸入しているため、特定の地域にかたよらないように配慮し、リスクを分散させています。

地域別LNG輸入量(2014年度)

需要変動に対応できる柔軟性

電気の使用量(需要)は季節によって大きく異なります。また、景気の変動や天候等により、想定から大きく変動することもあります。発電に必要となる燃料の調達では、このような変動にも柔軟に対応する必要があります。この変動対応で中心的な役割を担っているのが、調達の柔軟性に優れた石油です。また、長期契約が主流となるLNGについても、短期やスポット契約を組み合わせるなど、調達の柔軟性を向上させています。

燃料消費計画と消費実績の違い(イメージ)

サプライチェーン全体への事業展開

当社は、エネルギー供給の確実性向上と、グローバルなエネルギー市場における事業領域拡大を通じた競争力の確立を目指し、燃料上流から燃料中流を含むサプライチェーン全域に参画しています。また、世界で戦うことのできるエネルギー企業の創出が不可欠と考え、中部電力との包括的アライアンスにより新会社JERAを設立し、事業を順次JERAに統合しています。

サプライチェーンのイメージ

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