| 竹内 |
ガイド活動をするようになったのはいつからですか。 |
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| 松浦 |
個人的に民宿のお客さんを案内することはありましたが、片品山岳ガイド協会を立ち上げたのは平成2年です。最初のころはお客さんも少なかったんですが、だんだん増えてきましてね。尾瀬に64万人の人が来た平成8年は、電話が鳴りっぱなしでトイレにも行けないほどでした。ガイド協会とうちの民宿の電話を兼用にしていたので大変でしたよ。 |
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| 竹内 |
ガイドに対するニーズが伸びているのは、尾瀬に行くなら、きちんとその自然や保護活動について知りたい、そして勉強したいと皆さんが思うようになってきたからでしょうね。とてもうれしいですね。 |
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| 松浦 |
そうですね。さらに群馬県では県内の小中学生は在学中必ず一度は尾瀬に行って学ぶ「尾瀬学校」を始めるそうで、これからは子供をガイドすることが多くなりそうです。 |
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| 竹内 |
とても良い制度ですよね。子供たちが故郷の誇るべき自然を知って育つというのは大事なことであり、その場所に尾瀬が選ばれたのは、尾瀬の保護活動に携わる立場としても、とてもうれしく思います。 |
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| 松浦 |
一度は尾瀬を訪れた子供が卒業して全国に散らばっていくわけですから、尾瀬学校の波及効果は高いと思います。「尾瀬が騒がしくなる」という声もありますが、それはガイド次第だと思います。野放しにならないよう目配りし、いかに生徒をまとめられるか、ガイドは今まで以上に気を遣わなければなりません。 |
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| 竹内 |
騒がしくなることを恐れて閉鎖してしまうのは、よくないと思います。尾瀬のようにやさしい自然にふれればやさしい気持ちになるし、守るための取り組みや問題点も伝わりやすいじゃないですか。そういう場所へ、感受性の高い子供のうちに来てもらうのは、とても有意義なことだと思うんです。 |
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| 松浦 |
そのことを理解してもらうためには、ただ尾瀬に来るだけではなく、事前学習をしっかり行なうことが必要ですよね。竹内さんも、だいぶ以前から「尾瀬出前授業」に取り組んでくれていますが、竹内さんの授業を受けてから林間学校に来る生徒さんと、そうでない生徒さんは、全然違いますよ。 |
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| 竹内 |
それはうれしいです。ぜひ尾瀬の自然を知り、そこで行われている保護活動を学び、尾瀬でそれを見ることで、自分の普段の生活も一度見直してほしいと思っています。尾瀬学校も軌道に乗るまでは大変でしょうが、事前学習と現地解説のリレーがうまくできていくといいですね。今日はどうもありがとうございました。 |
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