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森は海の恋人
竹内 畠山さんとは、私もメンバーの一人に加えていただいている農林水産省「生物多様性戦略検討会」に臨時委員としてお見えになったときにお会いしたんですよね。でも私、本の中ではずっと前から畠山さんにお会いしてます(笑)。漁師さんが遠く離れた森に木を植えている、という話は子供心にとても印象的でした。
そもそも畠山さんがカキの養殖業を始めたのはいつなんですか?
畠山 昭和22年にオヤジが始めて、昭和36年から手伝うようになりました。昭和40年代以降、海の色や臭い、そしてカキの成長に異変が起こりました。赤潮の影響で、カキの身が真っ赤に染まるということまで起きて、浜全体、重苦しい日々が続きました。
竹内 そんな中、川をたどり、上流の森を見に行かれたわけですね。でも海から川、山に視野を広げられたきっかけは何かあったのでしょうか?
畠山 いろんな出会いが幸いしましたが、フランスのカキ養殖業を見に行ったことが大きな転機となりました。生き物がうごめく豊かな海、ローヌ川上流の広葉樹の森は、私が子供の頃遊んだ海・山を思い出させました。それが、帰国して気仙沼湾に流れ込む大川を歩いてみたら、25しかない短い川にあらゆる問題が横たわっていました。街からは家庭排水が、水田からは農薬や除草剤が流れ込み、森は手入れの行き届かない杉林が多く、痩せていたのです。
竹内 それで山に漁師さんの森を作ろう!となったわけですか・・・続きはこちらから。
   
 
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