新入社員クロストーク

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「東京電力は変わった」という言う人がいる。「いやいや、伝統そのままでしょ」と言う人もいる。本当のところはどうなのか?新入社員たちのまっさらな目に、東京電力はどう映っているのだろうか、みなさんに語ってもらった。

及川亮祐

東京電力ホールディングス株式会社(HD)
国際室 海外事業推進グループ

及川亮祐
法学部 法学科 卒
2018年入社
水田祐司

東京電力ホールディングス株式会社(HD)
柏崎刈羽原子力発電所 第一保全部原子炉(1・4号)
兼 原子炉(2・3号) 兼 第二保全部原子炉グループ

水田祐司
理工学研究科 理工学専攻 化学領域 卒
2018年入社
秋由みなみ

東京電力フュエル&パワー株式会社(FP)
O&Mビジネス部 営業グループ

秋由みなみ
人文学部 人文学科 卒
2018年入社
北詰彩子

東京電力パワーグリッド株式会社(PG)
川崎支社 鶴見制御所 変電保守グループ

北詰彩子
理工学部 化学生命科学科 卒
2018年入社
宮澤重明

東京電力エナジーパートナー株式会社(EP)
EP法人事業本部 広域営業部 販売推進第一グループ

宮澤重明
電気電子情報工学部 卒
2018年入社

入社までの経緯を教えてください。

北詰 私は自分のためというよりも、できるだけ多くの人の役に立つ仕事をしたいと思い、インフラ企業に興味を持ちました。東京電力の会社説明会に参加した際に、社員の方と直接お話しする機会をいただいて、仕事内容に魅力を感じたのが入社のきっかけです。

宮澤 僕も北詰さんと同じ。人々の生活に必要不可欠な電気を商材としているし、エネルギーを供給することで社会に大きく貢献できると考えたことがきっかけです。今はEPで電気の小売りに関する業務を担当しているのですが、ライバルである新電力会社との明確な違いとして、東京電力グループは発電から送電までも担っているという点があります。「今思えば」という考え方にはなるけれど、実際に様々な知識が身に付くという点も、東京電力を選ぶ決め手になったなと思います。

及川 私の場合は法律を学んでいたので、特段、電力会社に絞る必要性はありませんでした。ある意味、広い選択肢がある中で、「これからの日本にとって何が重要だろう」と考えた時に、福島の復興は世界的に注目されていること、東京電力が企業として強く成長していくことができれば、多くの個人・法人ひいては日本全体の経済に良い影響を与えられると考え、自分の知識を東京電力のために活かしたいと考えました。

水田 私もみなさんと一緒で、社会に貢献したいという気持ちがありましたね。東京電力は電気供給量が多く、影響力の大きな仕事ができるということに魅力を感じたのがきっかけです。私は大学院で化学を学んでいたのですが、化学の知識を生かせることや、福島の復興にかける社員の方々の熱い想いをインターンシップで伺うことができ、自分も福島の復興に少しでも携わりたいという気持ちで入社を決めました。

秋由 私は昔から海外に興味があり、大学の専攻は外国語。若いうちから海外で活躍できるチャンスがどれくらい存在するのかという目線で、就職先を探しました。東京電力を選んだきっかけは、内定前に参加した海外戦略セミナーです。その時に、「日本のインフラ企業がこんなに大きなフィールドで活躍しているんだ!」ととても驚き、また「人財」という言葉のとおり、若手社員が活躍して成長できる場をたくさん提供してくれる環境があることに気づいて、東京電力への入社を決めました。

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自分の強みをどんな風にアピールしましたか?

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水田 大学時代に所属していた水泳部での経験と、大学院の研究室で培った「問題解決力」と「他人を巻き込む力」。これらをアピールしました。水泳であればどれだけ自分のタイムを早められるのか、研究であればより良い結果を出すために、いろんな人の意見を参考にしながら自分で考えをまとめて、さらに多くの人に意見を求めて、より良い結果へ導いていったことを説明しました。

北詰 私も水泳をしていたけれど、小学生の6年間で1級を取った後に辞めちゃったので、これは水田さんには到底及ばないですね(笑)。ただ、ピアノは15年間続けていて、大学生になってからは子どもにピアノを教えていました。そんな継続的に物事に取り組む力をアピールしました。

宮澤 僕は、学生時代に企業が開催するワークショップに参加して、「発想力」や「挑戦心」が養われたことをアピールしました。そのワークショップはIT系企業がリリースするコンテンツを体験しながら学び、そのコンテンツを何に応用できるか・どんなサービスが生み出せるのかを、企業の方にプレゼンするというもの。実は学生の参加はほとんどなく、IT企業に勤めている方が土日に参加するような本格的なもので、とても刺激を受けました。

秋由 私がアピールしたのは目標に向かって進み続け、必ずそれを達成してきた「不屈の精神」と「挑戦心」です。例として挙げたのはフランスの留学生活について。学校では自信のあったフランス語が現地では全く通用せず、一度挫折を味わったのですが、諦めず現地で難易度の高い資格に挑戦して、合格を勝ち取って帰国しました。自分の興味があることには臆せずチャレンジし、絶対にやり遂げるところをPRしました。

及川 私は、英語が使えること、法律が分かることなどファクトを並べるとともに、常に難しいほうを選択して挑戦していることをアピールしました。この点は秋由さんと近いかも。電力業界は変革の時期にあるため、自分のような変革を可能にしようと努力できる人財が必要であることをしっかり伝えました。

入社するにあたり、不安や心配事はありましたか?

秋由 私は、全然なかったです。

宮澤 凄い!

秋由 両親とも私のやりたいことを尊重してくれていて、私が会社を決めた理由も自分が活躍できるかどうかでしたので。他の会社もいくつか受けましたが、東京電力の面接は私としっかり向き合って、私という存在を知ろうとしてくれていることが感じられたことも大きかったです。
インフラ業界は結構堅いというか、なかなか変化しづらい業界なのかなと思っていましたが、東京電力は会社としての大きな苦労を知っていて、そこからより良くためにどんどん変革をしているし、新しいことにも次々と挑戦しています。そんな、挑戦的であったり変わろうとしている姿勢が、私にとってはとても魅力的でした。

宮澤 僕も、親からの反対だとかは全くなかったなあ。反対に、友だちは両極端な反応で、「本当に大丈夫なのか」と言う人と、「本当に良かったね」と言う人に分かれました。みんなはどう?

水田 僕も自分自身の悩みはなかったけれど、両親や研究室の教授からは会社の状況について心配されました。ただ、これは自分自身が決めることだし、知らないからこそ心配だというのもあると思ったので、会社そのものや業界の現状を調べた上で説明したら、「ああ、全然心配ないね」って、すぐに不安を払拭させることができましたね。

北詰 私も不安に思うことはなくて、むしろ内定をいただいた瞬間から嬉しくてルンルンしてました(笑)。ただ、親は少し心配をするかもしれないと思って、いつ内定したことを言おうかなって悩みはありました。それでも嬉しすぎてその日の夜に母に伝えたら、「やったじゃない!」って、すごく喜んでくれて。ただの取り越し苦労でよかったです。

及川 私も、両親や周囲からの反対や心配だと言われたことは全くなかったかな。ただ、入社してから携わる初めての仕事が国際室の法務担当だったので、いきなり新入社員の自分に務まるのかという面での不安はありました。でも実際は周りの先輩方がしっかりフォローしてくださるから、取り越し苦労でしたね。

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入社前と後では東京電力のイメージが変化しましたか?
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秋由 多分、みんなの意見は一緒だと思いますが(笑)、入社前はいわゆる「堅い人」が多いのかなあと思っていました。でも入社してみると、活発で熱量が高く、プロフェッショナルとしての誇りと責任を持ちながら仕事している方が多いと感じました。あと、風通しが本当に良い。入社前は若手だと上司に意見しづらいのかなと思っていましたがそんなことはなくて、先輩社員と同じように「これはなぜこうなの?」というプレゼンや意見を求められるので、しっかり期待してくれていて、社会人としての成長も大切に考えてくれていることが感じられて嬉しいです。

及川 私の場合も秋由さんと同じですね。私もそれこそ外国の法律家やコンサルタントとリーガル面での意見交換をする機会がたくさんありますが、そういった業務を任せていただけるので、周りには私が新入社員だと思っていない方もいました。PGやEPに対してリーガル面のサポートをすることも多くあるのですが、一緒に仕事をして半年ぐらい経ってから「え、新入社員だったの?」と気付かれることも……(笑)。

宮澤 きっとそれは、及川さんが落ち着いてしっかりしているっていう証拠だね!僕も先輩社員と同じくらいの仕事を持たせてもらっているし、成長を促すようなフォローもしてくれているんだなと感じます。実は入社前は、上下関係が厳しい会社かなと思っていたんですが、実際は本当に気さくな方が多いです。昨日なんて、常務が僕のデスクにいらっしゃったと思ったら「宮澤くん、頑張っているね」って。常務が入社一年目の社員に気軽に声をかけてくれることにびっくりしました!

北詰 私も気さくな方が多い会社だと思う!直属の上司に今回の座談会のお話をしたらすごく喜んでくださって、「本当に良かったね」と快く送り出してくれました。少し話が変わるんですが、私のいる支社では、支社内の他のグループの方ともコミュニケーションがとれる憩いの場として、セルフサービスのカフェコーナーができたんです。

水田 カフェ?

北詰 そう!社員のアイディアから生まれたコーナーなんですが、先輩とも一緒に行こうと気軽に誘い合えますし、こんなアイディアも実現できるんだ、と柔軟な雰囲気が感じられました。水田さんの職場の雰囲気はどう?

水田 福島第一原子力発電所の事故があったので、同じ原子力部門としては「やはり二度とあのような事故を起こさない」という熱い思いがあり、実際に福島にいた方もいらっしゃって、職場全体がそういう熱い思いを持って仕事に取り組んでいるって感じます。その上で、新入社員の新しい視点での意見を求められることも多くて、風通しが良いなと感じています。雰囲気もとても明るいよ。

及川 うちは専門性の高いことをやってらっしゃる方が多く、ファイナンシャルやタックスといった私が詳しくない領域に関わる法律などをよく教えてもらっています。チームの中には公認会計士や税務に詳しい方もいるので、お互いにそれぞれの分野のことを教え合ってフォローし合う状況がよくありますね。国際室の法務担当というと厳格なイメージを持たれがちなんですが、実際にはうちも賑やかですよ(笑)。

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現在の業務内容を教えてください
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及川 私は、ホールディングス、各基幹事業会社、子会社の英文契約書のレビューや、外国法令の調査、海外の担当者との交渉、海外進出に関わる社内規定の整備などを担当しています。社外の方と会う機会が多い職場ですね。

秋由 私のいるO&Mビジネス部は、FPがこれまで培ってきた発電事業における技術力を国内外に広め、世界全体の電力事業の促進に貢献する仕事をしています。交渉力やビジネスの仕組みを学ぶことができ、それ以外にも契約書などを読む機会がかなり多く、いろんなことを吸収できる職場です。

北詰 私は変電部門に所属していて、変電所の保守・保全を担当しています。近いうちに、大きな変電設備を丸ごと取り替える工事も始まりますが、設備の大小に関わらず、膨大な設備を決められた期間ごとに点検し、事故の未然防止に努めるのが仕事です。

宮澤 EP全体として営業力強化を推進するために、業務委託契約を結んでいる会社があるのですが、私はその方々の後方支援としてお客さまへ提出する見積書の作成や営業ツールの説明などを行っています。他の新電力会社と当社の違いをどう打ち出していくかを常に考えていますね。

水田 私は、柏崎刈谷原子力発電所の設備の保全・点検に取り組んでいます。柏崎刈羽原子力発電所は「世界一安全な原子力発電所」を目指しているので、その一端を担っているということが私のやりがいです。北詰さんの仕事のやりがいは?

北詰 今、当たり前のように電気がつきますが、入社して実際に業務に携わっていると、一つひとつの細かい点検の積み重ねが電力の安定供給に不可欠なんだと実感します。目の前にいる先輩方が、これまで私たちの暮らしの“当たり前”を支えてくれていた人なんだなあと思うと、とてもありがたくて。私も当たり前を支える力になれたらいいなと思って日々仕事をしています。

秋由 私は、毎日の業務全部にやりがいを感じています。O&Mビジネス部は、東京電力の技術を商品として販売しているので、まず自分たちの商品の良さを知るために発電事業から学び始めています。また、契約書の作成も法律を一から勉強する必要があるので、業務を通して一つひとつ学び、日々自分の進歩を感じられることがやりがいです。それと、事業のフィールドの広さを毎日感じられる職場にいることがモチベーションになっていますね。頭をフル回転させて仕事に取り組んでいます。

宮澤 私のやりがいは、営業支援を行う上で自分たちの仕事のスピードが上がればそれだけお客さまとの成約につながると考えており、そのための課題解決をする組織体制を自分たちで作れることですね。ただ、今後は東京電力をお客さまのほうから選んでいただけるような新規事業やサービスにも携わっていきたいと考えています。みんなのこれからの目標は?

北詰 私、入社前は再生エネルギーの事業に携われたらいいなって思っていたんですけど、災害対策や防災関連も面白そうだなと思っています。日本は地震が多いので、災害が起きた際の対策を考えることや、もともと化学を勉強していたので化学と材料の研究をしている部署も楽しそうだなと思っています。全然決まってはいないですけど、興味のあることがいっぱいあります。

水田 僕は、インターンシップに参加して印象的だったのが研究所の技術開発コースだったので、いつか研究所で働きたいというのはありますね。今原子力発電所で学んでいることは、今の現場でしか学べない知識だなと日々感じているので、現場で学んだ知識と大学院でこれまで学んできた知識を合わせて、新しい技術の構築や洋上風力発電など、より良いエネルギーの発電ができるような研究ができたらいいなと思っています。

及川 私のいる国際室の海外事業推進グループというのは名前の通り、海外事業を推進する部署。私は、現在はリーガル面だけを見ていますが、タックスであったり、ファイナンスであったり、コマ-シャリーな部分も含めて案件を総合的に見ながらその成否を判断できる人になりたいと考えています。秋由さんは?

秋由 今以上に事業のフィールドを広げて、世界の電気事業の促進に貢献する一人になりたいと考えています。日本では安定的な電気供給が当たり前ですが、発展途上国の現状を見るとまだ整備が整ってない地域が無数にあり、FPの持つ高い技術力を使って環境問題も含めて世界の発展に貢献したいですね。あと、自分の大学時代の専攻がヨーロッパ地域なので、将来的にはヨーロッパでの事業拡大にも携わっていきたいなと思っています。

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東京電力を志望される方にメッセージをお願いします
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秋由 私は、電気の技術や知識、法律や経済もあまり詳しくない状態で入社しました。そんな私でも、自分が望めばチャレンジする場をたくさん与えてくれる会社です。それと、「私がこれをやるんだ!」という積極性を非常に求められる会社ですので、挑戦する気持ちや前に進もうとする力を持っていることが重要かなって思います。私も日々課題との戦いなので、一緒に頑張れる方に来ていただけると嬉しいですね。

北詰 当社の使命は、電気の安定供給ももちろんですが、さまざまな新しい事業へのチャレンジも同時に進めています。国内外を問わず、また電気事業以外にもたくさんのプロジェクトが動いていますので、自分がやりたいなって思ったことでも、自分に合っている仕事でも、東京電力の中でならどちらでも見つけられると思いますよ!

水田 就職活動でいろいろ悩むことはあると思いますが、だからこそ、たくさんの業界を見てほしいと思います。そうした上で、自分は東京電力を選んでよかったと感じているので、納得できる就職活動をしてほしいなと思います。当社は福島復興や原子力発電所の再稼働、電力・ガスの自由化など、課題がたくさんあるからこそチャレンジングな仕事ができる場所だと思います。

宮澤 激化する電力業界では多様な人財が求められています。秋由さんが話したように、電気の知識がないからダメという会社ではありません。EPではエネルギーにプラスした付加価値に重点を置いていますので、むしろ電気以外を学んだ方のほうが別の側面から物事を見ることができ、アイディアが生まれやすいかもしれませんね。若手・ベテランに関わらず、いろんな意見を言い合える環境があるので、新規事業に関わりたいという方にもお勧めできる会社です。

及川 当社は、皆さんが思っている以上に非常に大きなフィールドがある会社だと思います。発電、送配電、小売りというコンベンショナルな従来からの事業フィールドはもちろん、電気に限らない新規事業のフィールドもたくさんあります。従来の事業をしっかり伸ばしていきたいという方も、新しい事業に携わってみたい方も、当社にはいろんなことに挑戦できるフィールドがあるので、挑戦心を持つ方にぜひ来ていただきたいです。一緒に頑張りましょう!