Power Grid

入社理由

学生時代に、変電所における開閉設備の内部診断技術についての研究をしていたので、学んだことを活かせる仕事に就きたいと考えていました。その中でも、電力・エネルギーを通じて人々の暮らしや産業を支えている電力会社が、社会へ最も貢献することができると魅力的に感じ、志望しました。就職活動前に当社の設備を見学する機会があったのですが、その時に案内していただいた社員の方の仕事に対する熱意や責任感、技術力の高さを感じることができ、こんな社員のいる会社でなら誇りを持って仕事をすることができると感じたことが、数ある電力会社の中でも東京電力を選択する決め手になりました。

仕事内容

入社から6年間は変電所の運転保守に直接関わる現場第一線での仕事でした。入社後3年間は変電設備の点検・保守業務、2年間は変電設備の修理や取替を行う工事業務、1年間は中長期的な変電設備の更新計画の策定や、地震や津波などの大規模災害に対する設備対策を検討する運営業務を経験してきました。変電設備は変圧器や遮断器、保護継電装置などの主要な機器の他にも、扱っている設備は種類、数ともに非常に多岐にわたります。これらの設備を実際に触り、動かすことのできる現場で仕事をしたこの6年間の経験が、変電設備への理解を深め、自分の知識のベースとなり、現在の業務に大きく活かされています。その後現在の職場へ異動し、 500kV、275kV変電所の変電設備の更新を行う工事設計業務に携わっています。法令に基づく工事計画の届出、変圧器や開閉器などの更新設備の設計検討、CADを使用したレイアウト図面の作成、メーカーや請負会社への工事発注、工事中の安全・品質・工程・予算の管理など、変電設備が完成に至るまでの一連の業務をすべて任されており、数年単位の期間をかけて進めています。変電設備に事故が起こると、最悪の場合大規模停電に繋がり人々の暮らしや産業に多大な影響を与えてしまいます。老朽化した設備や、事故のリスクを内在する設備を更新することにより、設備事故による停電リスクを低減し、電力の安定供給に貢献することが工事業務に求められている役割だと実感しています。

目指していること

工事設計業務では、自分の設計した設備が長年にわたり残るので、目先のコストももちろん大事ですが、現場で長く設備を運転・保守することも考え、トータル的に最適な設備となるよう設計をすることが肝心です。そのためには、電気や変電設備の知識だけでなく、土木、建築、通信など他分野の知識を含め、工事設計に必要な幅広い知識を兼ね備えた工事設計技術者になることを目標に、業務にあたっています。また、現在の業務で習得した変電所の設計技術を活かし、海外事業へ携わることでグローバルな人材になることも目標の一つです。現在の職場でも海外事業に携わるチャンスがあるので、目標とする人材となるため積極的に関わっていきたいと考えています。

求められるチカラ

変電分野での仕事は、社内外の多くの方々との協働の上で成り立っており、決して1人で進めることはできません。チームとして仕事を進める上で、変電設備に関する技術的な知識を身につけることはもちろんですが、対外調整力やコミュニケーション力も必要ですし、従来の考え方にとらわれない柔軟な発想力、先々まで見据えた長期的なスケジュール管理ができる能力も必要です。特に、工事や作業を行っている現場では、時に想像もできないようなトラブルが発生することもあり、なかなか順調に進まないということも少なくありません。どんなトラブルに対しても前向きに、粘り強く取り組んで解決していくことのできる力を身につけることが大切だと感じています。

当たり前の暮らしを守るために。安定供給に挑み続ける。

変電 技術

浅井 基希
浅井 基希
浅井 基希