2017年09月01日

 2017年9月1日
東京電力ホールディングス株式会社

 

 福島第一原子力発電所敷地境界付近のモニタリングポストNo.3近傍に設置されているダストモニタ「高警報」発生について、その後の状況をお知らせします。

 当該ダストモニタ「高警報」が発生した際に使用していたろ紙について、ガンマ核種分析を行った結果、天然核種(ビスマス:Bi-214、鉛:Pb-214)以外の核種は検出されませんでした。

 <警報発生時のろ紙>
  ・Bi-214:5.6×10^-8Bq/cm3
  ・Pb-214:4.2×10^-8Bq/cm3

 当該ダストモニタの「高警報」が発生した原因については、以下のことから、当該ダストモニタ付近の天然核種の影響によるものと推定しました。
  ・ダスト濃度上昇時の各プラントパラメータに異常がないこと
  ・当該ダストモニタ以外の敷地境界付近ダストモニタ、モニタリングポスト、
   構内ダストモニタ等に異常がないこと
  ・風向が北北西からの風(発電所構外からの風)であったこと
  ・人工核種が検出されていないこと

 また、念のため当該ダストモニタの交換を実施し、交換後、当該ダストモニタを午後0時21分に起動しました。指示値については、通常値付近で安定しております。

 

以 上

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