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トップページ > 安定供給を支える電力設備 > 火力発電について > 火力発電の種類

火力発電の種類

汽力発電

汽力発電とは、蒸気の膨張力を利用した発電方式です。重油やLNG(液化天然ガス)、石炭などを燃やした熱で高温・高圧の蒸気をつくります。この蒸気を使って蒸気タービンの羽根車を回し、タービンにつないだ発電機を動かし発電します。汽力発電では、比較的低温域での(600℃以下)熱エネルギーの利用となります。汽力発電の熱効率は41.6~45.2%です。

LNG火力

汽力発電が導入されている発電所

  • ・五井火力発電所1~6号機(188.6万kW)
  • ・姉崎火力発電所1~6号機(360万kW)
  • ・袖ヶ浦火力発電所1~4号機(360万kW)
  • ・横須賀火力発電所3~8号機(210万kW)
  • ・横浜火力発電所5・6号機(52.5万kW)
  • ・南横浜火力発電所1~3号機(115万kW)
  • ・東扇島火力発電所1・2号機(200万kW)
  • ・鹿島火力発電所1~6号機(440万kW)
  • ・大井火力発電所1~3号機(105万kW)
  • ・広野火力発電所1~6号機(440万kW)
  • ・常陸那珂火力発電所1・2号機(200万kW)
 

コンバインドサイクル発電(1,100℃級)

コンバインドサイクル発電は、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式です。
圧縮した空気の中で燃料を燃やして燃焼ガスを発生させ、その膨張力を利用して発電機を回すガスタービン発電とその排ガスの余熱を回収して蒸気タービンを回す汽力発電を組み合わせ、47.2%の高い熱効率を得ることができます。また、小型のガスタービンと蒸気タービンによって構成されているので、運転・停止が短時間で容易にでき、需要の変化に即応した運転が可能となっています。

コンバインドサイクル発電が導入されている発電所

  • ・富津火力発電所1・2号系列(200万kW)
コンバインドサイクル発電(1,100℃級)
 

ACC発電(1,300℃級)

ACC発電は、コンバインドサイクル発電をさらに発展させ、省エネルギー、機動性、信頼性、環境適合性の飛躍的向上を実現した発電方式です。ガスタービン入口の燃焼ガス温度をこれまでの1,100℃級から1,300℃級に高めるなどにより、ACC発電の熱効率は54.1~55.3%に達します。

※ACC(Advanced Combined Cycle)発電:改良型コンバインドサイクル

ACC発電が導入されている発電所

  • ・横浜火力発電所7・8号系列(280万kW)
  • ・千葉火力発電所1・2号系列(288万kW)
  • ・品川火力発電所1号系列(144万kW)
  • ・富津火力発電所3号系列(152万kW)
  • ・鹿島火力発電所7号系列(126万kW)
ACC発電(1,300℃級)
 

MACC発電(1,500℃級)

MACC発電はACC発電システムを基本とし、ガスタービン入口の燃焼ガス温度をさらに高温化した高効率・大容量の発電方式です。ガスタービン耐熱材料の開発、ガスタービンの蒸気冷却などの技術革新により、1,500℃級まで高温化することで、58.6%の熱効率を実現します。

※MACC(More Advanced Combined Cycle)発電:1500℃級コンバインドサイクル発電

MACC発電(1,500℃級)

MACC発電が導入されている発電所

  • ・川崎火力発電所1号系列(150万kW)
  • ・川崎火力発電所2号系列1軸(50万kW)
  • ・富津火力発電所4号系列(152万kW)
  • ・千葉火力発電所3号系列(150万kW)
 

MACC2発電(1,600℃級)

MACC2発電は、ガスタービン入口の燃焼ガス温度を1,600℃級に高めることで、MACC発電の熱効率58.6%をさらに上回る、世界最高水準の熱効率約61%を実現します。

※MACC(More Advanced Combined Cycle)2発電:1600℃級コンバインドサイクル発電

MACC2発電を導入予定の発電所

  • ・川崎火力発電所2号系列2・3軸(142万kW)
  • ・五井火力発電所1号系列(213万kW)
 


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