栃木県内でオール電化住宅にお住まいの皆さまより、
ご自慢のお宅を拝見させていただきました。
Case. 1 矢板市 川添邸
Case. 2 宇都宮市 伊藤邸
Case. 3 那珂川町 小堀邸
Case. 4 宇都宮市 小林邸
Case. 5 栃木市 I 邸
Case. 6 河内町 半田邸
Case. 7 高根沢町 小川邸
Case. 8 宇都宮市 大屋邸
Case. 9 宇都宮市 大澤邸
Case.10 下野市 高久邸
Case.11 下野市 渋田邸
Case.12 小山市 A邸
Case.13 足利市 A邸
Case.14 栃木市 K邸
Case.15 さくら市 A邸
Case.16 宇都宮市 S邸
Case.17 壬生町 K邸
Case.18 宇都宮市 K邸
Case.19 大田原市 H邸
Case.20 宇都宮市 O邸
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Case.7 高根沢町在住 小川邸
高根沢町在住 小川邸
以前住まわれていたご自宅は、大正時代に建てられ100年以上の歴史を持っていたといいます。小川さんご夫妻の「この家に使用されていた梁や柱を再利用したい」という思いが、新しい家の基礎となりました。古い部材を再利用した趣のある家は、オール電化住宅として快適な生活をスタートさせました。「小川さんからの話がなければ、ただの廃材として処分されてしまうところだった」という、歴史の重みが染みこんだ部材が、お二人の強い思いを受けて見事に生まれ変わり、また、新たな歴史を刻もうとしています。
「光を上手に取り入れた明るい家であること。自然素材にこだわって無垢の板を使うこと。四角四面のつくりではダメ、遊び心を忘れないこと」…。征男さんが新しい我が家に求めた条件の一部(!)です。自らも日曜大工を楽しみ、木材のこともよく知っている征男さん、家の設計を担当した菅沼徹さんも「質問も具体的で、そこに提案要素が加わる。小川さんと一緒に考え、工夫やアイデアを積み上げていく楽しさがありました」と、振り返ります。少しでも疑問が残ると、納得のいく解決策が講じられない限り先に進まない。なんと図面の完成まで1年、建築工事に1年半という時間をかけた徹底ぶりです。
仮住まいの生活では、ガス、電気、冬は灯油も使用。結果、光熱費は2万円以上になることもあり、改めて「高い」と実感したそうです。征男さんは早速「新居での光熱費をできるだけ抑えたい」と菅沼さんに相談、オール電化の検討が始まりました。東電の担当者にも設計プランを伝え、月々の電気料金をシミュレーションしました。また、資料だけでなく、征男さんと奥様の信子さん、菅沼さんの3人でオール電化のさまざまなイベントに出向き、それぞれの視点から勉強をされたそうです。
さて、気になる現在の電気料金ですが、「以前の半額程度ですよ。1万円以下の月がほとんどですね」と信子さん。1階だけで60坪にもなるという造りにもかかわらず、1万円以下という光熱費はシミュレーション通りだそうです。それも電気料金だけで他に支払う必要がないという現状に大満足の様子です。
キッチンは、もちろんIHクッキングヒーター。「なにしろ外食が嫌い。出来あいのお惣菜もダメ」という征男さんのために、小川家の食卓は全て信子さんのお手製の料理。「IHだと、鍋の周囲の空気が熱くないから楽で安心。魚も表面はパリパリ、なかはフンワリと焼けますよ」と、その使い勝手の良さに満足。朝7時までの電気料金が一番安いと聞いて、信子さんの料理時間も「夜のうちに下ごしらえを済ませて、翌朝起きてから、朝7時までには煮たり焼いたり、火にかける作業を完了させます」というふうにシフトされたそうです。温度設定やタイマー機能が、信子さんの料理を上手にアシストしています。
バリアフリーを徹底させた小川さん宅。「10年、20年先を考えたとき、バリアフリーなどの設計はもちろん、初期投資が少々高くても、後々のメンテナンスやランニングコストを考えた設備が大切だと思いますよ」と征男さん。そんな考えから、浴槽も魔法びん浴槽にしたそうです。エコキュートのお湯をたっぷり入れて、保温機能に頼らずに翌朝までお湯が温かい。入浴時間帯や電気代を気にせずにゆったり使えます。今だけでなく、これからも安心で安全、維持費も低く抑えるための家にするために、オール電化もその選択肢の一つとなったようです。
オール電化の小川さん宅のお話をうかがいながら、菅沼さんから専門家としてのご指摘がありました。「オール電化だったら、電気の使い方を気にしなくても電気料金が半額になる、というわけではありませんよ。電気を使う住み手の意識改革も大切です」。電気料金が使用する時間帯によって違うことを認識し、それを新しい生活のスケジュールに合わせていく努力が大切。「小川さんご夫妻は、電気料金の特性を知って上手に付き合っているからこそ、大きく光熱費を抑えることができました」
昔ながらの風情を大切にしながら、新しい生活パターンも積極的に取り入れる。今後の生活を実直に見つめるご夫婦の視線と考え方が生きた家を見渡すと、あるところには以前のままの形で梁が、あるところには小道具に形を変えた柱が…と、いたるところで「遊び心」が躍っています。
小川邸詳細データ
●家族構成/大人3人
[オール電化設備と電気料金]
小川邸はIHクッキングヒーター、エコキュートを使用。電化上手/6kVA契約。7月は9,117円(408円の割引き)。1月で19,058円(1,154円の割引き)の電気料金でした。
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