那須野ヶ原用水ウォーターパーク

那須野ヶ原用水ウォーターパークはおよそ1.3kmの展示遊歩道です。
塩原の豊かな自然を満喫しながら、風力・太陽光・水力発電の自然エネルギーの力を野外体験できます。

那須野ヶ原用水ウォーターパーク

那須野ヶ原用水ウォーターパーク案内

 那須野ヶ原用水ウォーターパークは、平成22年4月にオープンした展示遊歩道です。

この施設は、「水の不思議な力」、「水車のしくみ」と日本三大疏水のひとつである「那須疏水」について学ぶことができます。

この施設は、那須塩原市さま、那須疏水を管理している那須野ヶ原土地改良区連合さま、ホウライ株式会社さまなど関係者の協力を得て建設しました。

那須野ヶ原用水ウォーターパーク案内

那須疏水の歴史案内

 <那須疏水の歴史について>

那須野が原の広大な原っぱは、表流水が乏しく土地がやせていたため、開拓が困難な土地でした。
明治時代はじめに大規模な開拓がはじまり、開拓地の人々の熱い願いで那須疏水が作られました。
疏水は、地元の印南丈作(いんなみじょうさく)、矢板武(やいたたけし)らの尽力により、明治18年(1885)9月、那須野ヶ原大農場の飲用・かんがい用として完成しました。

安積(あさか)疏水(福島県)、琵琶湖疏水(滋賀県・京都府)と並んで日本三大疏水の一つに数えられています。

取入口には那須塩原市(旧黒磯市西岩崎)の那珂川で、千本松(旧西那須野町)まで約16.3kmが本幹水路であり、分水路は黒磯に2本、西那須野に2本あって、第1~第4分水と呼ばれています。

赤松林の自然の中を流れる疏水は、現在も昔の面影を残しています。
那須疏水の歴史案内

那須野ヶ原用水ウォーターパーク入口

 千本松牧場駐車場(国道400号寄り東側駐車場)に那須野ヶ原用水ウォーターパーク入口がございます。
牧場から疏水までの木道の入口です。
那須野ヶ原用水ウォーターパーク入口

牧場から疎水までの木道

 千本松牧場駐車場の那須野ヶ原用水ウォーターパーク入口から、牧場の木立の木漏れ日のなかを進み、「太陽と風のエコライト」を通り、那須疏水までの220mの木道です。
牧場から疎水までの木道

太陽と風のエコライト

 この木道を照らすことのできる照明は、太陽と風力の自然エネルギーを利用して発電しています。
太陽光パネルのみが7基、太陽光パネルと風力発電のものが7基設置してあります。
夜になりますと、発電した電気で、木道にLED街路灯が燈ります。
太陽と風のエコライト

疏水のあかり

 夜になりますと疏水沿いにあかりが灯ります。

照明に使用しているブラケットは栃木県の特産であります芦野石を削りだして作ったものです。

ブラケットの穴から放つLEDの光が川面(かわも)を照らし幻想的に見えます。
疏水のあかり

パーク分電盤

 パーク分電盤では、ご説明用としてPHVやEVに充電する装置を内蔵しています。
パーク分電盤

ガラガラ水車

 ガラガラ水車は、今も小川で見かける粉引きや農作業の動力などに利用されるものと同じものです。

水の流れを水車の下側にぶつけることで羽根車を回すことから下掛水車といい、直径は6mでステンレスとアルミで作られています。
発電機が直結されており、最大1.8kWの電力を発生します。
ガラガラ水車

1000年の水 ふれあい広場

 1000年の水 ふれあい広場は、那須野が原の“水のなりたち”を表現した展示施設です。

奥の水が湧き出ている木製オブジェは那珂川の源流と深山(みやま)ダムをイメージしたものです。
流れでた水は取水の門(那珂川の西岩崎頭首工)で那須疏水に分流するイメージで作られています。

また、水琴窟(すいきんくつ)と言う展示物もあり、水滴が奏でる音でひとときのくつろぎを感じることができます。
1000年の水 ふれあい広場

カラ・コロ水車

 カラ・コロ水車は水没しており、あまり良く見えませんが2台設置されています。
取水口から流れ込んだ水が、羽根車の外周部から中心部に入り、再び外側に流れ出る構造の水車です。
羽根の形状はエアコンのファンと同じ形をしており、径は小さく横幅が長くなっています。
正式にはクロスフロー水車といい、水が羽根車を交差して流れることを言います。
水量が少なくても効率の良い水車で、発電機が直結されており、2台で最大16kWの電力を発生します。
カラ・コロ水車

ぞうさん水車

 ひと目でぞうさんというイメージの水車になります。
流水を疏水の外に設けた水槽に導き、そこからサイフォンの原理を利用してぞうさんの鼻から疏水側に戻しています。
配管内には縦方向にプロペラの形をした羽根車が入っていて発電機と直結されています。
最大で2.2kWの電力を発生します。
ぞうさん水車

疏水まもるくん

 疏水まもるくんは、那須疏水のゴミを取り除く装置です。構造は、河川で魚を取る“やな”と同じものです。
縦についているアングルバーはV字の溝がついて“とい”を並べた構造となっています。このV字の溝は、水流の力を利用してゴミを浮かせるもので、水圧が強ければ強いほどゴミがアングルバーに付着せず、集めやすくなります。
ゴミが溜まれば人力で定期的に清掃を行います。
疏水まもるくん




・パンフレット(日本語版) (PDF 798KB)

・パンフレット(英語版) (PDF 741KB)