新潟で働く私たちの思い
~「より良い方法はないか」を常に考え、積極的に行動していく。

2017/02/21

柏崎刈羽原子力発電所では、福島第一原子力発電所の事故の反省をふまえて、設備の強化・新設に取り組んでいる。その現場で働く若手技術者に、仕事に対する思いを聞いてみた。

中途半端が大嫌い、妥協せずに任された業務を全うする。

小さいころからクルマなどの機械に興味があり、小学生の時の将来の夢は、自動車の整備士でした。高校の電気機械科に進学して勉強をしていくうちに、生まれ育った柏崎市にある、世界最大規模の柏崎刈羽原子力発電所で機械に関わる仕事をしたいと思うようになり、東京電力を志望しました。

入社して最も印象に残っている業務のひとつに、原子炉格納容器の「漏えい率検査」があります。これは、燃料が収められた原子炉などの重要な機器を覆っている原子炉格納容器が健全かどうかをチェックする重要な検査です。検査ではさまざまな機器を使用するため、それぞれの使用方法や測定の仕組み、さらには測定結果で得られた数値をどのように評価・判断するかなど、習得すべきことがたくさんあり、はじめは途方にくれてしまうこともありました。

ただ、私はもともと中途半端が大嫌いな性格。任された業務を途中で投げ出したくないという思いで、わからないことはとことん調べ、図面を片手に何度も現場へ足を運び、先輩方にたくさん質問して知識を積み重ねていきました。そんな様子を見て、経験豊富な協力企業の方たちも、業務が忙しいにもかかわらず私が理解するまで丁寧に教えてくれました。

現場の先輩方に恵まれ、たくさんの知識や技術を吸収できたことはとても貴重な経験でしたし、無事に担当する検査をやり遂げた時は大きな達成感がありました。

自分の限界を決めず、より良い方法はないかを常に考える。

現在は、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、これまでより厳しいレベルで設定された「新規制基準」に基づき、原子炉を冷却する機器が使用できなくなった場合においても代替の設備で冷却できるように機器を新設したり、配管の耐震性や耐熱性を強化するためにサポート材を追設したりする工事に携わっています。一つの工事には100名程度の方が携わり、同じ現場では他の工事も並行して行われています。そのため、工事の進み具合を確認する節目(マイルストーン)を定め、他の工事とも連携を取りながら、しっかりと作業工程を調整・管理していくことが非常に重要であると考えています。

私は、原子力発電所の安全レベルを向上させていくことに、ゴールはないと思っています。たとえ、目の前に大きく困難な課題が出てきたとしても、自分の限界を決めず、「より良い方法はないか」「自分にできることは何か」を常に考え、これからも積極的に行動していきます。

東京電力ホールディングス株式会社
阿部 弘幸

柏崎刈羽原子力発電所 第二保全部 原子炉グループ所属。
2006年入社。新潟県柏崎市出身。

肩書は取材当時のものです。(2016年10月撮影)

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