燃料デブリって何?
燃料デブリとは
事故当時、1~3号機は稼働中だったため、炉心に燃料が格納されていました。
事故発生後、非常用電源が失われたことで炉心を冷やすことができなくなり、この燃料が過熱し、燃料棒や炉内構造物とともに溶融しました。その溶融物が冷えて固まったものを燃料デブリと言います。
1~3号機合計で推定880トンあるとされています。

1~3号機の燃料デブリには継続的な注水を行っています。
また、燃料デブリが持つ熱は事故の後から大幅に減少しており安定した状態を保っています。現在、原子炉格納容器内の温度は約20~35℃で維持されています。
現在は原子炉格納容器の状態を確認し、燃料デブリを取り出すため様々な調査を進めています。