取放水温度差ってなに?
発電所では、電気を作るために使用した蒸気を冷やすために海水を利用しています。
蒸気を冷やすための海水を取り入れることを取水、冷やした後に海へ戻すことを放水と言います。
海水は、蒸気を冷やす前に比べて、冷やした後はその熱を受け取って、少し温度が上昇します。 この前後の温度差を取放水温度差と呼びます。 なお、この際に蒸気と海水は金属で隔てられており、直接触れることはありませんが、たとえ穴が あいても蒸気が海水に漏れ出さないように海水側の圧力を高くする工夫がされています。 取放水口ってなに?
利用する海水を発電所に取り入れるところを取水口、冷やした後に海へ戻すところを放水口と呼び、 ふたつあわせると取放水口と呼ばれます。 |