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尾瀬だより

第7回 「東電下の大堀橋が完成

2016年11月30日

 

尾瀬ヶ原の中央部、牛首分岐~ヨッピ吊橋間のヨッピ川と下の大堀川合流地点のやや上流に架かる『東電下の大堀橋』(とうでんしものおおほりばし)の架け替え工事が完了しました。

この橋が架かる下の大堀川は川幅10m弱程度、水深約30~40cm程度の普段は穏やかな流れの川ですが、春先には、ヨッピ川を流れる大量の雪解け水が下の大堀川へ逆流し、時には橋が水没し通行止めになるほど増水してしまいます。

今シーズンまで使用していた『東電下の大堀橋』は2001年に架けられた木製の橋で、3mを超す冬場の積雪、春~秋の降雨による増水、春先の大量の雪解け水による影響や流れてきた流木の衝突により、床版や川の中に設置した橋脚が傾くこともあり、その都度補修して使用してきました。

新しい『東電下の大堀橋』は、尾瀬の自然環境や景観に最大限配慮しつつ、厳しい自然環境にも耐えられるよう、基礎には鋼管杭を採用し、橋脚・桁も鋼製のものを使いました。また、春先等の水量が多い時期でも水没しないよう橋の高さを約1m高くし、流木が当たることによる損傷を避けるため川の中に橋脚を設置しない等の工夫もしました。

橋の主桁については、材料を木製から鋼製にしたこと、途中で継ぐことがない一本構造としたことにより、通常尾瀬で見られる小型の1トン吊ヘリコプターで運ぶことができず、大型の3トン吊ヘリコプターで運搬しました。

鋼製の橋にすることで、木製の橋よりも架け替えのサイクルを長くすることができ、架け替え工事による自然環境への影響を低減することが期待できますし、春先の増水や流木で橋が傾く事もなくなり、ハイカーの皆さまには安全に橋を渡っていただけるようになります。

 橋が完成した11月初旬、新しい橋の右岸側から周りを見渡すと、橋の高さが約1m上がったため、ヨッピ川と下の大堀川の合流点がよく見えました。葉っぱが生い茂っていない季節に限った新たな景色を『東電下の大堀橋』から見ることが出来ます。来シーズン、真新しい『東電下の大堀橋』を渡る際には、これまでとは違う景色をお楽しみください

 

【雪解け水による逆流で上流側に傾いた橋】

 

【尾瀬では杭を打つのも大型重機ではありません】

 

【1トン吊ヘリコプターによる橋脚の運搬】

 

【橋脚の据付】

 

【3トン吊ヘリコプターによる主桁の運搬】

 

【主桁の設置】

 

【雪化粧の東電下の大堀橋(2016.11.4撮影)】

 

 

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