2018年10月30日
東京電力ホールディングス株式会社

 当社は、本日、2018年度第2四半期(2018年4月1日~9月30日)の連結業績についてとりまとめました。

 連結の経常損益は、グループ全社を挙げた継続的なコスト削減に努めたものの、燃料価格の上昇による燃料費の増加や、競争激化により東京電力グループの販売電力量が前年同期比1.7%減の1,161億kWhとなったことなどにより、前年同期比2.5%減の2,106億円の利益となりました。

 また、特別損失に原子力損害賠償費846億円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期比57.5%減の896億円の利益となりました。

2018年度第2四半期決算について

【セグメント別の経常損益】
2018年度第2四半期のセグメント別の経常損益については、以下のとおりです。
・東京電力ホールディングス株式会社の経常損益は、各基幹事業会社からの受取配当金の増加などにより、前年同期比107億円増の1,734億円の利益となりました。
・東京電力フュエル&パワー株式会社の経常損益は、コスト削減努力により固定費が減少したものの、燃料費の増加などにより、前年同期比25億円減の52億円の利益となりました。
・東京電力パワーグリッド株式会社の経常損益は、託送収益の増加や委託費・修繕費の減少などにより、前年同期比354億円増の1,170億円の利益となりました。
・東京電力エナジーパートナー株式会社の経常損益は、競争激化により販売電力量が減少したものの、東京電力パワーグリッドのサービスエリア外における販売電力量の増加により、前年同期比361億円減の541億円の利益となりました。

セグメント別の経常損益


【2018年度業績予想】(2018年7月30日に公表した内容から変更はありません)
 2018年度の業績について、経常損益は、燃料費や購入電力料の増加などがあるものの、売上高の増収により、前年度比310億円増の2,850億円程度の利益となり、親会社株主に帰属する当期純損益は2,520億円程度の利益になるものと見込んでおります。

2018年度業績予想

以 上

添付資料

「決算短信等」についてはこちらをご覧ください。
※「平成31年3月期第2四半期決算」について一部訂正しております(2018年11月6日訂正)。

「特別損益の計上に関するお知らせ」についてはこちらをご覧ください。