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8月の販売電力量2.5%減、クールビズで6~8月の電力量7,000万kWh削減

 【8月販売電力量】
 東京電力の8月の販売電力量は、産業用需要が7カ月ぶりにプラスの伸びとなったものの、猛暑だった前年に比べ7月の気温が低めに推移したことから民生用需要が伸び悩み、前年同月比2.5%減の264.6億kWhと4カ月連続で前年実績を下回りました。

 民生用は、7月の月間平均気温が前年に比べ2.7度も下回るなどして冷房需要が伸び悩み、家庭用の「電灯」が前年同月比3.8%減と2カ月連続の前年割れ、「業務用」も2.4%減と4カ月連続のマイナスとなりました。

 産業用の大口電力は前年同月比0.4%増と7カ月ぶりに前年実績を上回りました。「機械」は輸送用機械が2カ月ぶり、電気機械は4カ月ぶりのプラスとなり、機械合計で4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが大口需要を押し上げました。

 【今夏の電力需要動向】
 今夏の最大電力は8月5日(金)15時に記録した6,012万kW(東京最高気温:35.8度)でした。これは、過去最大(平成13年7月24日、6,430万kW)を約420万kW、昨年度の最大電力(平成16年7月20日、6,150万kW)を約140万kW下回る水準です。
 過去最大を更新しなかった要因としては、(1)最大電力発生日の気温等が過去最大発生日より低かったこと(400万kW程度の押し下げがあったと試算)(2)節電や夏の軽装化運動「クールビズ」の影響(節電35万kW程度、クールビズ15万kW程度の押し下げ効果)(3)離脱需要や自家発電の増加(離脱需要は契約電力ベースで13年度比約180万kW増、自家発は設備容量で同約80万kW増)-などの影響によるものと考えられます。

 ○また6~8月の3カ月間で、「クールビズ」による電力量削減効果は7,000万kWh程度と試算しました。

以上

 「販売電力量」につきましては、タイムリーに情報提供させていただくため、速報の数値をもってお知らせしております。

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