プレスリリース 2003年

オーストラリア「タロング・ノース発電所」の営業運転開始について

                         平成15年8月8日
                         東京電力株式会社
                         三井物産株式会社

 東京電力株式会社と三井物産株式会社は、オーストラリア・クイーンズ
ランド州営の発電会社タロング・エナジー社(以下、タロング社)が進め
ているタロング・ノース発電事業(石炭火力、出力45万kW)への参画につ
いて昨年8月に契約書に調印をいたしましたが、本日、同発電事業の権益
(資産や売電契約など)を正式に取得するとともに、タロング・ノース発
電所が営業運転を開始いたしました。

 本プロジェクトは、タロング社が2000年1月からクイーンズランド州ブ
リスベンの北西約180kmの地点において建設を進めていたもので、本日、
発電所が完成したことから、東京電力の子会社である「テプコ・インター
ナショナル社」と三井物産の子会社「ミツイ・パワー・インベストメント
社」が設立したプロジェクト会社「ティーエムエナジー・オーストラリア
社(以下、TMエナジー社)」が50%の権益を取得いたしました。同時に、
TMエナジー社とティーエヌ・パワー社(タロング社のプロジェクト会社)
は、共同で発電事業を行う「タロング・ノース発電所共同事業体」を設立
し、発電した電力をタロング社へ全量販売いたします。

 東京電力は、発電所の運転・保守に関するノウハウなど、これまで国内
で培ってきた経営資源を本プロジェクトで十分に活用するとともに、技術
者を派遣して本プロジェクトを支援・推進してまいります。東京電力はこ
れまで、台湾、ベトナム、アラブ首長国連邦などで5件の海外発電事業を
展開しておりますが、今後も海外でのビジネスチャンスの発掘による新た
な成長・発展をめざし、海外事業に積極的に取り組んでまいります。

 三井物産は、オーストラリアを始めとする海外における豊富な発電プラ
ント建設及びエネルギー資源開発に加え、永年にわたる経験により培われ
た高度なマーケット情報の収集力、分析力を最大限活用し、三井物産とし
ての役割を果たすことができたと考えております。今後は、多くの投資案
件の実績から得られた知見を十分に生かし本プロジェクトの運営に努めて
参ります。

                              以 上

<参考資料>
・タロング・ノース発電事業の概要(PDF 226KB)

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