プレスリリース 2004年

光ファイバを利用した放送・通信融合サービス実験の開始について〜日本初のデジタルCATV放送・通信一体化STBによるモニター実験を開始〜

                           平成16年3月23日
                    デジタルCATV放送実験協議会

 東京電力グループ6社が組織しているデジタルCATV放送実験協議会[会
員会社:東京電力(株)、(株)テプコケーブルテレビ、(株)関電工、日本フィー
ルド・エンジニアリング(株)、(株)パワードコム、日本デジタル配信(株)]は、
(株)テプコケーブルテレビに加入されている埼玉県新座市内の約20世帯のモニ
ターの方々を対象に、光ファイバを利用した放送と通信の融合サービス実験を
3月24日から開始いたします。

 今回の実験は、光ファイバによる放送・通信融合サービスの提供を通して、
技術面・システム運用面の検証、およびお客さまニーズの把握を行うもので、
デジタルCATV放送、高速インターネット、ビデオオンデマンド(VOD注1)
のサービスを1台のSTB(セットトップボックス注2 )で提供する日本初
の試みとなります。
 具体的には、日本のCATV業界標準である日本ケーブルラボ標準機能注3
とIPベースでVOD等の視聴を可能にする機能を一体化したSTBを試作し、
モニターの方々の協力を得て、操作性、利用意向等を検証いたします。
 デジタルCATV放送サービスは(株)テプコケーブルテレビが、通信サービ
スは(株)パワードコムが提供いたします。実験ネットワークは、各社のセンタ
ーからモニター宅まで全てが光ファイバ(放送と通信は別心線)で構成され、
光ファイバを1台のSTBに接続することにより、ご家庭のテレビで放送と通
信の2つのサービスをお楽しみいただくことが可能になります。

 東京電力グループは、今回の実験結果をふまえ、放送と通信を融合したサー
ビスのあり方の評価を行ってまいります。また、他のCATV事業者とも協調
し、東京電力グループが保有する光ファイバをCATV事業者へ提供するなど、
CATVのデジタル化・高度化にも貢献したいと考えております。

(注1)お客さまの要求に応じて、表示された映像タイトルの中から選択した映
   像が即座に見られるサービス
(注2)CATVやVODを視聴するためにお客さま宅内に設置する受信機
(注3)日本ケーブルラボ(日本のケーブルテレビのデジタル化、ブロードバン
   ド化ならびにサービスの高度化のために事業環境の調査研究を行うため
   設立された(社)日本ケーブルテレビ連盟の下部組織)が策定した、国内
   標準規格に準拠した運用仕様

                                以 上
 
[別紙1]放送・通信融合サービス実験の概要(PDF 71.3KB) 
[別紙2]「デジタルCATV放送実験協議会」の概要(PDF 13.2KB) 


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