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プレスリリース 2005年

神流川発電所1号機の営業運転開始について〜出力世界最大級の揚水式発電所〜

                            平成17年12月22日
                            東京電力株式会社

 当社は、平成9年5月より、神流川発電所(群馬県多野郡上野村・長野県南佐
久郡南相木村)の建設を進めてまいりましたが、本日、1号機(出力47万kW)の
工事が完了し、営業運転を開始いたしました。
 本発電所は、当社として9番目の揚水式発電所で、完成時の出力(1〜6号機
合計)は、一般家庭約90万軒分に相当する282万kWとなり、揚水式発電所として
は世界最大級となります。

 揚水式発電所は、電気の需要の少ない夜間などにポンプを回して水を汲み上げ
ておき、需要が多い昼間にこの水を落として水車を回し発電します。神流川発電
所では、ポンプと水車の両方の役割を果たすポンプ水車ランナ(注1)に、当社が
株式会社東芝と共同開発した「スプリッタランナ」を世界で初めて採用いたしま
した(<参考1>参照)。
 これにより、発電効率が向上し、発電出力の増加分に相当する発電設備を新た
に建設したのと同等の効果を得ることができ、大幅なコスト削減効果を実現する
ことができました。さらに、今後は、揚水運転の効率の向上によるCO排出削
減も期待できます。
 また、施工にあたっては、上部ダムと下部ダムの間の水圧管路(48度の急勾配
で、直径6.6m、長さ約1,000mのトンネル)の掘削工事に、必要な大きさのトン
ネルを一度で掘削できる「全断面トンネルボーリングマシン(TBM)工法」を
国内で初めて導入し、大幅な工期短縮と建設コストの削減を実現いたしました
(<参考2>参照)。さらに、水圧鉄管の鋼材の一部に引張強さに優れた超高張
力鋼(HT100)を国内で初めて採用し、一層のコストダウンを達成いたしました
(<参考3>参照)。

 今日まで、地域の皆さまをはじめ関係各方面の皆さまから、多大なご理解とご
協力をいただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
 当社は、今後とも、発電所の安全・安定運転に最大限の努力を傾けてまいりま
す。一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                                 以 上

(注1)ポンプ水車ランナ
   揚水式発電で用いられる水車。これの回転方向を反転することにより、発
  電運転と揚水運転(ポンプ)を行う。

1.神流川発電所の概要
 (1)所 在 地:群馬県多野郡上野村・長野県南佐久郡南相木村
 (2)河 川 名:信濃川水系南相木川(上部ダム)
        利根川水系神流川(下部ダム)
 (3)出  力:1号機47万kW   (平成17年12月22日営業運転開始)
        2号機47万kW   (平成22年7月営業運転開始予定)
        3〜6号機188万kW(平成27年度以降営業運転開始予定)
        合計282万kW
 (4)有効落差:653m
 (5)使用水量:510m3/s(1〜6号機) 
(6)ダム 上部・下部ダムの名称・型式・高さ・体積・総貯水容量・満水位標高・備考
 (7)発 電 所   ・型  式:地下式発電所   ・主要機器:ポンプ水車:立軸フランシス形ポンプ水車(48.2万kW×6台)         発電電動機:三相交流同期発電電動機(52.5万kVA×6台)
2.当社発電設備の状況 平成17年12月22日現在、自社分(水力・火力・原子力・風力の認可出力および構成比)
3.当社の揚水式発電所一覧表 平成17年12月22日現在(各揚水式発電所の出力・所在地・運転開始年・揚水型式)
4.「神流川発電所」建設経緯     平成5年7月 神流川水力調査所設置     平成7年7月 第130回電源開発調整審議会において付議・決定     平成7年7月 神流川水力建設準備事務所に組織変更     平成9年2月 神流川水力建設所に組織変更     平成9年5月 本体工事着工     平成15年10月 上野ダム湛水開始     平成16年9月 南相木ダム湛水開始     平成16年12月 1号機初並列試験     平成17年12月 神流川発電所1号機(出力47万kW)営業運転開始
5.神流川発電所位置図
添付資料 ・参考1:スプリッタランナ(PDF 52.4KB) ・参考2:全断面トンネルボーリングマシン(TBM)工法(PDF 90.8KB) ・参考3:超高張力鋼(HT100)(PDF 70.2KB)別紙(PDF 46.8KB)


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