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プレスリリース 2006年

柏崎刈羽原子力発電所における取放水温度差の補正について

                             平成18年11月30日
                            東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所は、発電所の取放水温度*1を復水器の出入口に
設置された複数の温度計*2で測定したデータを平均処理した表示値にて監視し
ておりますが、他電力会社の火力発電所において冷却用海水の取水温度測定値に
補正が行われていたことを踏まえて自主的に調査を実施いたしました。
 その結果、柏崎刈羽原子力発電所1号機および同4号機において採取している
取放水温度について以下のことが確認されました。

  ○取放水温度差は、プラントの運転状態の傾向変化を監視する目的で、記録
   として採取しておりますが、1号機および4号機の取放水温度差が増加傾
   向となったことから、取放水温度差の表示値が管理面の目標値(7℃)を
   超えないようにする不適切なデータの補正を確認いたしました。1号機に
   ついては、平成6年11月に出口温度平均値から0.3℃差し引く補正を実施
   し、4号機については、平成14年2月に出口温度平均値から0.5℃差し引
   く補正を実施しておりました。なお、同発電所の他プラントにおいては補
   正は確認されておりません。

  ○この補正したデータを、新潟県に提出する平成7年度以降の「柏崎刈羽原
   子力発電所温排水等漁業調査結果報告*3」における運転状況のデータの
   一部として引用しておりました。なお、温排水の拡散状況などは実際に測
   定して評価していることから、調査結果の妥当性に影響はないと考えてお
   ります。

 また、補正したデータは、定期検査においては使用しておらず、発電所の運転
に安全上の影響を与えるものではありませんが、今後は、補正処理を取りやめる
とともに、上記報告については補正のない元データを引用することといたします。
 当社としましては、今回の事例を踏えて、同様な補正の有無について点検を実
施するとともに、引き続き、品質保証体制の向上に努めてまいります。

                                 以 上

*1:原子力発電所では、タービンで使用された蒸気を冷却して水に戻すために、
   取水口から海水を取水し、復水器で熱交換した後に放水口から温排水とし
   て海に戻している。その取水した海水温度と放水した海水温度を監視して
   いる。

*2:1つのプラントには復水器は3つあり、1つの復水器に温度計は入口に2
   個、出口に4個設置してある。入口温度は合計6個の温度計の平均データ
   を表示しており、出口温度は合計12個の温度計の平均データを表示してい
   る。

*3:原子力発電所の取水および温排水が、その前面および周辺海域の漁業なら
   びに海生生物に及ぼす影響の有無を確認するために、新潟県と当社とが各
   々調査した結果を年度ごとにまとめて報告するもの。

添付資料:取水口・放水口平面図、復水器系統概略図(PDF 106KB) 


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