プレスリリース 2007年

定期検査中の福島第一原子力発電所1号機における非常用ディーゼル発電機の損傷について

                            平成19年6月25日
                            東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力46万キロワット)は
定期検査中のところ、平成19年6月19日、非常用ディーゼル発電機(1A)の
定例試験において、中央操作室にて非常用ディーゼル発電機室の火災警報が発生
いたしました。当社社員がタービン建屋内の現場を確認したところ、当該発電機
および電源盤からの発煙がありましたが、消防署員による現場確認の結果、いず
れも「火災ではない」と判断されました。
 発煙が確認された当該発電機および電源盤につきましては、損傷の疑いがある
ことから、調査することとしておりました。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。
                    (平成19年6月19日お知らせ済み)

 発煙が確認された非常用ディーゼル発電機(1A)および電源盤を点検したと
ころ、当該発電機内および電源盤内に損傷が認められました。
 このため、本件につきましては、非常用ディーゼル発電機が必要な機能を有し
ていないことから、本日、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に
もとづく報告対象事象であると判断いたしましたので、お知らせいたします。
 引き続き、発煙ならびに損傷の原因について調査いたします。

                                 以 上

* 非常用ディーゼル発電機
  所内電源喪失時に所内へ電源を供給するためのディーゼルエンジン駆動の非
 常用発電機。

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