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プレスリリース 2008年

当社原子力発電所における配管の構造強度評価結果の一部誤りについて

                            平成20年4月10日
                            東京電力株式会社

1.事象の内容及び再評価結果
 当社は、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震を踏まえ、柏崎刈羽原
子力発電所における各設備の点検・評価を実施しておりますが、平成20年3月27
日に開催された原子力安全・保安院の審議会*1において、独立行政法人原子力
安全基盤機構で実施した同発電所7号機における配管の構造強度評価結果の一部
が報告され、その内容が当社の報告していた結果と異なっていたため、当社の結
果を再確認することといたしました。
 当社および解析を実施したメーカにおいて確認作業を行ったところ、配管分岐
部の応力を算出するための要素の一つである配管の重さ(自重)の影響を計算す
る際、当該メーカの計算機プログラムの一部に問題があったため、評価結果の一
部が誤っていたことを確認いたしました。
 このため、問題のあった計算機プログラムのデータ処理を修正したうえ、配管
の構造強度を再評価した結果、誤りの影響は小さく、評価基準値を十分満足して
いることを確認いたしました。

2.他プラントへの影響評価
 構造強度評価は、配管の設置や取替などの設計をする際などに実施しますが、
当該メーカでは、同様の方法による構造強度評価を昭和55年以降の他プラントに
適用していることから、過去に実施した構造強度評価についても、再確認を実施
することといたしました。
 運転中の福島第一原子力発電所1号機および福島第二原子力発電所2号機にお
ける工事計画認可申請書に関する構造強度評価、ならびに至近で報告した福島第
二原子力発電所4号機における耐震安全性評価結果中間報告書について、優先的
に構造強度評価結果の確認を実施した結果、いずれの配管も構造強度の再評価の
結果は評価基準値を十分満足しており、構造強度に問題がなく、安全上の問題が
ないことを確認いたしました。
 なお、一般に配管設計においては、配管に発生する応力を計算するにあたり、
自重によって発生する応力の他、配管内の流体の圧力、地震力等を考慮し、配管
内の流体の圧力や地震力に比べ、自重による影響は小さい傾向にあります。

3.原子力安全・保安院からの指示
 当社は、このたびの事象を踏まえ、本日、原子力安全・保安院から、当該メー
カが過去に実施した構造強度評価に関して、問題のあった計算機プログラムのデ
ータ処理を修正したうえ、構造強度の再評価を実施し報告すること、ならびに根
本的な原因究明と再発防止対策について併せて報告する旨の指示文書*2を受領
いたしました。

4.今後の対応
 当社は、このたびの指示に基づき、当該メーカが構造強度評価を実施した残り
のプラントについて、当該メーカとともに速やかに構造強度の再確認を実施いた
します。また、このたびの事象に対する原因究明を行い、適切に再発防止対策を
図っていくとともに、この内容について原子力安全・保安院へ報告してまいりま
す。

                                 以 上

添付資料
 ○ 配管の構造強度評価結果の一部誤りについて(PDF 26.4KB)
   (平成20年4月15日訂正)
   ※資料の一部に誤りがございました。お詫びして訂正させていただきます。

*1 原子力安全・保安院の審議会
   総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会中越沖地震における原子
  力施設に関する調査・対策委員会運営管理・設備健全性評価ワーキンググル
  ープ第7回設備健全性評価サブワーキンググループ

*2 指示文書
   「配管設計の応力解析における不備への対応について」(平成20年4月10
  日付平成20・04・10原院第1号)
   ・今回の報告を踏まえ、柏崎刈羽原子力発電所第7号機における当該配管
    の応力解析に使用しているものと同じ計算機プログラムを使用して応力
    解析を行った配管分岐部に対して、修正した計算機プログラムを使用し
    て応力解析を実施した上で、その結果を平成20年4月30日(水)までに
    当院に報告すること。
    なお、応力解析の結果、発生する応力が配管の持つ許容応力を満足しな
    いことが判明した場合には、速やかにその事実及び対応策について当院
    に報告すること。
   ・今回、配管設計の応力解析に不備が生じたことの根本的な原因を究明し、
    その再発防止対策についても、併せて報告すること。


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