プレスリリース 2010年

柏崎刈羽原子力発電所1号機 新潟県中越沖地震後のプラント全体の機能試験の進捗状況について[原子炉の起動について]

                             平成22年5月31日
                             東京電力株式会社

 当社柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)は、
平成19年5月4日から第15回定期検査に伴いプラントを停止し、その後、平成19年
7月16日に発生した新潟県中越沖地震の影響による点検、復旧作業を実施しており
ましたが、平成22年5月21日よりプラント全体の機能試験を開始いたしました。

 その後に発生した原子炉給水配管にある弁の不具合(弁のシート面に隙間があり、
配管内の水の流れを遮断できない事象)等を解消するとともに、これまでに、原子
炉起動前に実施すべき試験項目について問題がないことを確認いたしました(試験
項目および結果の概要については、添付資料を参照)。

 これまでの試験結果を踏まえ、本日午後2時に制御棒の引き抜き操作を開始し、
原子炉を起動いたしました。

 今後、原子炉圧力を約3.5MPaまで上昇させ、計画した試験を慎重に進めてまいり
ます(試験予定の概要については、添付資料を参照)。
 なお、機能試験の状況については、随時、お知らせしてまいります。

                                  以 上

○別添資料
 別紙:柏崎刈羽原子力発電所1号機 新潟県中越沖地震後のプラント全体の機能
    試験に係る進捗状況(平成22年5月31日)(PDF 874KB)




	

	



			
			
		

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