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プレスリリース 2010年

「蓄電複合システム化技術開発」の実施について

                             平成22年9月1日
                             東京電力株式会社

 当社は、国内電力会社および電池メーカー等と共同で、独立行政法人新エネルギ
ー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が5月に公募を開始した「蓄電複合
システム化技術開発(以下、本技術開発)」に、4件の研究開発を応募しておりま
したが、本日、それら全てが対象事業として採択されました。

 本技術開発は、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証」の関連プ
ロジェクトとして、電力安定化対策に資するエネルギーマネジメントシステムに関
わる蓄電池技術開発および実証を目的に実施されるもので、これまで、電力会社と
電池メーカー等が一体となって採択に向けて取り組んでまいりました。

 当社は、今年度より、3〜5年をかけて、このたび採択を受けた4件の研究開発
に取り組むとともに、これまでに培った電力系統運用やナトリウム・硫黄電池(以
下、NAS電池)運用の知見・経験等を生かし、電池メーカー等と一体となってス
マートグリッド技術の中核となる蓄電池システムの技術開発を通じて、低炭素社会
の実現に貢献してまいります。

 各研究開発の概要は、以下の通りです。

1.「リチウムイオン電池システムインターフェース標準化・海外展開の研究開発」
  再生可能エネルギーの大量導入対策として、仕様や性能が異なる様々なリチウ
 ムイオン電池システムを電力系統内において有効に運用するため、それらを集合
 化し、監視・制御することを目的として、各電池システムの定格出力・定格容量・
 充電状態等の情報を的確に把握するインターフェース(データ内容、通信プロト
 コル)の標準化を実施いたします。
  また、将来的に海外市場においてリチウムイオン電池システムを展開するため
 の市場調査・分析・戦略検討および国際標準化に向けた活動を実施いたします。
2.「蓄電集配信システム開発」   分散配置された需要家用蓄電池を集合化し、充電状態の集約、充放電指令の展  開を行う蓄電集配信システムの研究開発を実施いたします。
3.「系統協調デマンドサイド蓄電池システムの研究開発」   電力会社からの需給調整指令と、複数の需給調整用蓄電池や蓄電集配信システ  ムを協調制御する蓄電池監視制御システム(蓄電池SCADA)の研究開発を実  施いたします。
図 研究開発1〜3の相関イメージ
4.「需要家設置の既設大容量蓄電池による系統対策への活用可能性評価・システ   ム標準化の研究開発」   当社は、現在、96箇所、約18万kWのNAS電池を、負荷平準化等を目的とし  て需要家に設置しておりますが、そのうち、3箇所(大規模工場、大規模商業ビ  ル、大規模ショッピングセンター)に設置しているNAS電池に周波数変動対策  機能を追加することにより、再生可能エネルギー大量導入による電力系統の周波  数変動問題を克服する合理的な対策運用技術の可能性について検証を実施いたし  ます。   また、リチウムイオン電池をはじめ、その他の蓄電池への応用も視野に入れた  システム標準化に関する活動を実施いたします。
                                  以 上

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