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プレスリリース 2012年

福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における放射性物質を含む水の漏えいに関する厳重注意について

平成24年4月6日
東京電力株式会社

 当社は、平成24年4月5日に福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水を濃縮水貯槽に送る配管(耐圧ホース)において、接続フランジ部から耐圧ホースが外れ、放射性物質を含む水が漏えいした事象について、昨日、経済産業省原子力安全・保安院より、「福島第一原子力発電所における淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管からの放射性物質を含む水の漏えいに伴う海洋への流出について(厳重注意)」の文書を受領いたしました。

 当社といたしましては、このたびの厳重注意を真摯に受け止め、指示に基づく対応を適切に実施し、再発防止に努めてまいります。

以 上

*文書
「福島第一原子力発電所における淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管からの放射性物質を含む水の漏えいに伴う海洋への流出について(厳重注意)」
(平成24・04・05原院第1号)

 原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、本日、貴社から福島第一原子力発電所の淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管の接続部から放射性物質を含む水が漏えいし、さらにその一部が一般排水路を通じて海洋に流出した旨の報告を受けました。
 淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管については、平成24年3月26日にも配管の接続部から放射性物質を含む水が漏えい、さらに海洋に流出しており、放射性物質を含む水の海洋への流出が再発したことは、対応が不十分かつ迅速性が欠如していたと言わざるを得ず、極めて遺憾です。当院は、貴社に対して厳重に注意します。
 当院は、同日の流出を踏まえ、原因究明、再発防止対策、周辺環境への影響評価等について実施を指示したところですが、本件を踏まえ、放射性物質を含む水の海洋への流出を防止するため、貴社に対し、下記の措置を講じるとともに、その結果について対応を実施したものから速やかに当院に対し報告することを求めます。

1.配管接続部付近に滞留している放射性物質を含む水を速やかに回収すること。また、今回の漏えいについて、海洋への流出を含め、漏えい範囲及び漏えい量を確認し、放射性物質による周辺環境への影響評価を行うこと。
2.淡水化装置濃縮水貯槽等へ濃縮水を移送する配管のうち、接続部からの漏えいが生じた場合に、海洋へ流出するおそれのあるものを抽出し、その接続部の緊急点検を行うこと。緊急点検は、配管の施設状況及びこれまでの漏えい事象等を踏まえ、漏えいが生じないことを確認するために十分な方法とすること。
3.配管の接続部の外れが生じた原因分析を行い、再発防止対策を実施すること。
4.現在、貴社が実施している淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管を信頼性のある配管に交換する作業について、できるだけ早期に実施すること。また、その他の濃縮水を移送する配管全てについても、早期に信頼性のある配管への交換を行うこと。
5.濃縮水等の放射性物質を含む水を移送する配管から漏えいした場合であっても、海洋へ流出しないよう、配管からの漏えいの早期検知、側溝への流れ込み防止等の対策を実施すること。


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