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プレスリリース 2013年

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
【午後3時現在】

平成25年2月6日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

2月6日午前9時39分、3号機使用済燃料プール代替冷却系については使用済燃料プール上部に残存する鉄骨トラス瓦礫の撤去作業を行うため、当該冷却系の一次系を停止。なお、冷却停止時の使用済燃料プール水温度は10.5℃であった。

2月6日午後1時頃、3号機使用済燃料プール上部に残存する鉄骨トラス瓦礫の撤去作業を行っていたところ、油圧フォーク2台により吊り上げていた鉄骨トラス瓦礫が二つに破断した。破断した二つのトラス瓦礫は、油圧フォークで把持した状態であったが、破断した片側のトラス瓦礫が使用済燃料プール内に留まった。同日午後2時6分までに、二つのトラス瓦礫を油圧フォークで3号機原子炉建屋南側ヤードに移動した。なお、使用済燃料プールの水位、及びモニタリングポスト指示値の有意な変化は確認されていない。今後準備が出来次第、水中カメラにて使用済燃料プール内の状態確認を行う予定。

2月6日午後1時42分、2号機タービン建屋地下から3号機タービン建屋地下への溜まり水の移送を開始。

2月6日、1号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリングを実施。

2月6日、1号機原子炉建屋カバー排気フィルタ設備による原子炉建屋上部のダストサンプリングを実施。


【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

*2月6日午後1時頃に発生した3号機使用済燃料プール上部に残存する鉄骨トラス瓦礫撤去作業について、「モニタリングポスト指示値の有為な変化は確認されていない。」と記載しておりましたが、正しくは「モニタリングポスト指示値の有意な変化は確認されていない。」となります。お詫びして訂正させて頂きます。(平成25年2月8日訂正)

*2月6日実施した、「1号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリング」および「1号機原子炉建屋カバー排気フィルタ設備による原子炉建屋上部のダストサンプリングを実施」について記載が漏れておりましたので、追加させて頂きます。(平成25年4月2日追記)

 

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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