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プレスリリース 2013年

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
【午後6時30分現在】

平成25年2月23日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

※2号機の原子炉注水設備において、3月に給水系の信頼性向上工事を予定しており、同工事に伴い、給水系からの注水を停止する予定。工事開始前に給水系からの注水を停止、炉心スプレイ系からの全量注水を実施し、原子炉等の冷却状態に有意な影響がないことを確認することとしており、2月20日午後1時16分、給水系からの注水量を約1.9m3/hから0m3/h、炉心スプレイ系からの注水量を約3.4m3/hから約5.5m3/hに調整。その後、原子炉等の冷却状態に有意な変動の無いことを確認できたことから、2月22日午後7時30分、給水系からの注水量を0m3/hから約2.0m3/h、炉心スプレイ系からの注水量を約5.5m3/hから約3.5m3/hに調整。

2月23日午後0時12分頃、協力企業作業員が2号機タービン建屋1階ヒータールーム中央付近で水溜まりを発見。水溜まりの範囲は約5m×約1m×約1mm。当該箇所の天井部分の数箇所から、5秒に1滴程度の水の滴下があること、および水溜まり周辺にある配管や仮設ホースからの漏えいはないことを確認。当該水溜まりから採取した水を分析した結果、セシウム134が1.3×102Bq/cm3、セシウム137が2.5×102Bq/cm3、床面の汚染状況を確認した結果、セシウム134が1.2×102Bq/cm2、セシウム137が2.1×102Bq/cm2、当該箇所の雰囲気線量率を測定した結果、ガンマ・ベータ線が0.7mSv/h、ガンマ線が0.7mSv/h。また、当該箇所の天井部分の上部に該当する2号機タービン建屋2階にあるタービン排気フィルタ室に水溜まり(約15m×約11m×約10mm)があることを確認。なお、詳細状況については現在調査中。
<参考:2号機タービン建屋地下溜まり水の核種分析結果(平成25年1月11日採取)>
セシウム134が1.8×104Bq/cm3、セシウム137が3.4×104Bq/cm3

【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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