2015年5月29日
東京電力株式会社

　本日（5月29日）午前10時8分頃、福島第一原子力発電所構内の３５ｍ盤の五差路から２・３号機建屋へ向かう道路（２・３号機建屋側への下り勾配）脇の側溝に敷設されている耐圧ホースから水が漏えいしていることを協力企業作業員が発見しました。

　同日午前10時26分頃移送していたポンプを停止したことより、漏えいが停止したことを確認しました。

　当該側溝はＫ排水路に導かれているため、側溝に土嚢を設置する準備を行うと共にバキューム車による汲み上げの準備をしています。

　Ｋ排水路の排水は、移送ポンプによりＣ排水路を経由して港湾内に放出されていることから移送ポンプを午前11時3分に一旦停止しましたが、Ｋ排水路が越流する可能性があることから、午前11時27分に港湾内への排水を再開しています。

　漏えいした耐圧ホースは、１０００ｔノッチタンクから３号機タービン建屋へ水移送に使用していたものです。

　現在漏えいした水の分析を実施中です。

以　上