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プレスリリース 1998年

横浜火力発電所7・8号系列の完成について


                         平成10年1月22日
                         東京電力株式会社

 当社は、本日、横浜火力発電所8号系列第4軸(出力35万kW)の営業
運転を開始いたしました。これにより、7・8号系列につきましては建
設工事がすべて終了し、全ユニットが営業運転に入りました。

 横浜火力発電所7・8号系列は、伸び続ける電力需要に対応するため、
現在の横浜火力発電所(神奈川県横浜市鶴見区)に、平成5年6月より増
設を進めてきたもので、当社としては初めての「改良型コンバインドサイ
クル発電」(ACC;Advanced Combined Cycle)(注)です。各系列と
もそれぞれ4つの軸から構成され、1系列あたりの出力は140万kW(35万
kW×4軸)で、7・8号系列合計では280万kWとなります。

 横浜火力発電所7・8号系列は、次のような特長があります。

1.ガスタービンの冷却システムや材質に最新技術を導入し、燃焼温度を
 これまでのコンバインドサイクル発電の1,100℃から1,300℃に高めたA
 CC発電方式の採用により、49%という世界最高水準の熱効率を達成し
 ています。これにより大幅な燃料の節約が可能となります。

2.建設にあたっては、米国GE社製のガスタービン・蒸気タービン・発
 電機を採用しました。このガスタービンは、22.5万kWと世界最大級出
 力です。また、主要機器を工場で組み立てて搬入するパッケージ化やブ
 ロック化、工事の進捗状況に合わせて待ち時間なく資材を搬入するジャ
 ストイン工法などを採用し、工期の短縮やコストダウンを図りました。

3.燃料にはクリーンなLNGを使用し、さらにNOx(窒素酸化物)の
 排出量低減のため、最新型の低NOx燃焼器および高性能脱硝装置を採
 用するなど環境保全対策に万全を期しています。また、熱効率の大幅な
 向上によりCO2発生量も抑制され、地球環境面での寄与も期待できま
 す。

4.21世紀の横浜にふさわしい、地域から親しまれる発電所づくりを目指
 して、建物や煙突などの形状や色彩を周辺都市環境と調和したものにす
 るとともに、発電所の構内に緑地やスポーツ施設を設置して、周辺地域
 の皆様方をはじめとして一般に公開いたします。

 建設にあたりましては、地域の皆さまをはじめ関係各方面の皆さまから
多大なご理解とご協力をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。

                              以 上


(注)コンバインドサイクル発電とは、ガスタービンと蒸気タービンとを
  組み合わせたもので、ガスタービンから排出された高温の排ガスを再
  利用して蒸気を作り、蒸気タービンをも回転させて発電するものです。
  ACC発電とは、従来のコンバインドサイクル発電の効率をより向上
  させたものです。[ガスタービン(22.5万kW)と蒸気タービン(12.5
  万kW)をセットにしたものが「軸」(35万kW)であり、4つの軸
  によって1つの系列(140kW)が構成されています。]




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