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福島第一原子力発電所4号機における
シュラウドの点検状況について

平成14年10月11日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所

 当社は「原子力発電所における点検・補修作業に係わる不適切な取り扱い」に関し、シュラウドに「ひびまたはその徴候」の疑いがあるプラントを順次計画的に停止し、今回指摘されている部位および他の部位の溶接線点検を実施しております。

 9月24日からシュラウドの溶接線について水中カメラを用いて調査を開始し、9月30日に内側溶接線(H4)近傍の1ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。(9/30お知らせ済み)
 
 その後、残りの溶接線について水中カメラを用いて調査を進めてまいりましたが、10月11日に目視可能な全ての溶接線の調査を終了いたしました。
 その結果、ひびの様相を呈したものは、上記の1ヶ所以外には確認されませんでした。

 今後、ひびの様相を呈した箇所において、超音波探傷検査の準備のため、再度ブラッシングを行った後に、検査を実施いたします。
点検結果については、まとまり次第お知らせいたします。

以上

10~30cm離れた距離から直径1/1000インチ(25.4/1000ミリ)のワイヤが識別できる程度の精度の水中カメラ

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