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福島第一原子力発電所4号機におけるシュラウドの点検状況について
平成14年12月12日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所
 
 当所4号機は、9月24日から10月11日にかけて、シュラウドの目視可能な全ての溶接線について水中カメラを用いて調査を行ったところ、9月30日に内側溶接線(H4)近傍の1ヶ所にひびの様相(約180mm×約80mmの範囲に枝分かれしたχ字型のもの)を呈したものを確認したため、当該部分について、超音波探傷検査を実施した結果、深さが最大約13mmのひびであると評価しました。(10/24お知らせ済み
 
 その後、ひびの原因調査方法の検討ならびに治工具の準備を進めてまいりましたが、準備が整ったことから、本日からシュラウドのひびの一部をボートサンプル(注1)として採取し、詳細な調査を行うこととしました。
 
 今後も引き続き、原因と対策について検討を進めてまいります。また、原因がまとまり次第お知らせいたします。
 
以 上
 
注1: ひびなどの原因調査のために放電加工装置などで切り出した試験片
 


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