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福島第二原子力発電所3号機におけるシュラウドの目視点検終了
および2号機、4号機におけるシュラウドの点検状況について
平成14年11月18日
東京電力株式会社
福島第二原子力発電所


 当社は「原子力発電所における点検・補修作業に係わる不適切な取り扱い」
に関し、シュラウドに「ひびまたはその徴候」の疑いがあるプラントを順次計画的に停止し、今回指摘されている部位および他の部位の溶接線点検を実施しております。

 3号機については、9月30日からシュラウドの溶接線について水中カメラ
*1を用いて調査を実施してまいりましたが、本日、目視可能な全ての溶接線の調査を終了いたしました。
なお、これまで3ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しておりましたが、
(10/18、10/23お知らせ済み)、その後本日迄に、中間部リングと上部格子板設置用部材
*2のすみ肉溶接部近傍の10ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。
今後、ひびの様相を呈した箇所において超音波探傷検査を実施し、点検結果がまとまり次第お知らせいたします。

 2号機については、引き続き水中カメラを用いてシュラウド溶接線の調査を実施しております。
なお、これまで31ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しておりましたが、
(10/3、10/23お知らせ済み)、その後本日迄に、シュラウド外側の溶接線(H3)の3ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。

 4号機については、引き続き水中カメラを用いてシュラウド溶接線の調査を実施しております。
なお、これまで5ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しておりましたが、
(10/31お知らせ済み)、その後本日迄に、シュラウド内側の溶接線(H4)の1ヶ所にひびの様相を呈したものを確認しました。 

 2号機および4号機については、今後も引き続き他の部位について、水中カメラを用いて溶接線点検を実施するとともに、その点検状況を順次お知らせいたします。


以 上


*1 10~30cm離れた距離から直径1/1000インチ(25.4/1000ミリ)のワイヤが識別できる程度の精度の水中カメラ
*2 シュラウドの中間リング上には、上部格子板を設置するための12個の直方体の台座(ベース)が30度毎に取り付けられています。これらのうち8個は上部格子板の台座で、上部格子板用ベースといいます。また、残りの4個は上部格子板の位置決め用で、アライナーブラケットといい、完全な直方体ではなく、半円状の「切り欠き」を有しています。


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