2018年08月12日

2018年8月12日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日(8月12日)午前10時8分、免震重要棟において1号機原子炉建屋周辺に設置しているサブドレンピットNo.206において、同サブドレン内に2つ設置している水位計の差が大きくなっていることを示す水位計偏差大の警報が発生しました。

 警報発生前 水位差 約150mm

 警報発生後 水位差 水位計偏差警報設定値200mmを超えた

 サブドレン水位は、近傍の1号機原子炉建屋内水位と水位差約3100㎜

 示している水位計の値は、近傍の原子炉建屋の水位よりも高い値であるものの、サブドレン水位の上昇幅等から、水位計が故障している可能性もあると考え、午前11時15分、実施計画第1編第26条(建屋に貯留する滞留水)表26-2で定める運転上の制限「各建屋の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」の監視が出来ない状態であると判断しました。

 念のため、午前10時14分に1号機原子炉建屋周辺の揚水ポンプを停止いたしました。準備が出来次第、近傍のサブドレンを含めたサンプリングを行います。

 揚水ポンプを速やかに停止したことから、トラブル発生前後で大きな水位の変動は無いと考えておりますが、引き続き、現場状況を確認してまいります。

 なお、プラントパラメータ、モニタリングポスト、排水路モニタなどについて異常はありません。

 

 

以 上

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