お知らせ

2018年12月10日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

 福島第一原子力発電所では、原子力事故に伴い発生した高濃度の放射性物質を含む「汚染水」について、「漏らさない、近づけない、取り除く」の3つの基本方針のもと、国内外の多くの方々のご協力をいただきながら、対策を進めております。

 そのうち、「取り除く」対策として、汚染水は、複数の設備で放射性物質の濃度を低減する浄化処理を行っています。中でも、トリチウム以外の大部分の放射性核種を取り除くことが出来る「多核種除去設備」で浄化した「処理水」について、広く社会の皆さまに、より丁寧に、わかりやすく情報をお届けできるよう、このたび当社ホームページ内に「処理水ポータルサイト」を開設いたしました。

 このポータルサイトでは、これまで放射線データ公開の取組みの中で当社ホームページ内に掲載してきた「処理水」の分析結果や、国の委員会(「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」)等でご説明した内容などを整理し、構内タンクでの処理水の貯蔵状況や性状といった現状、ならびに汚染水処理の経緯などを、図やグラフ、用語解説を交えてご紹介しております。

 今後、皆さまの疑問やご不安にお応えできるようなポータルサイトをめざして、皆さまのご関心の高い事項を「FAQ形式」他でご紹介するページを作成するなど、随時、内容の拡充・改善をはかってまいります。

 当社は、今後も積極的に情報公開を行い、廃炉作業の進捗をわかりやすくお伝えしてまいります。

以 上

「処理水ポータルサイト」
http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/
(2019年1月を目途に、英訳版コンテンツを公開予定)

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